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‘ろうそく’どのように数えるか…警察、計算法改善に苦心

登録:2013-08-13 21:48 修正:2013-08-13 22:33
最高潮時点の人数のみ集計‘限界’
集会途中で抜けた人員も追加へ
時局会議、‘集会妨害’警察を告訴する方針
国家情報院の大統領選挙介入疑惑を糾弾する汎国民ろうそく文化祭に参加した市民たちが10日夜、ソウル市庁前広場で手に持ったキャンドルを掲げてウェーブをしている。このときの参加者数を巡って論争が起きている。 /イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr

 主催側推算 5万人台 警察推算 1万6000人。 違うといってもあまりに異なる ろうそく文化祭への参加者計算法を巡って、警察が改善方案を苦心中だ。

 イ・ソンハン警察庁長官は13日記者懇談会で「主催側推算と格差を減らせる方案を熟慮中」と明らかにした。 イ庁長は「集会が最高潮に達した時の参加者数を計算する警察の現在の集計方式が、集会に部分的に参加して帰ったり、中間に参加する人員を正確に反映できない点がある」として、警察推算の限界を認めた。 これに伴い 「集会途中に抜ける人員がどれくらいいるのかを算出し」参加延べ人数を計算する方向で改善するものと見られる。

 警察は集会の特定時点に3.3㎡(1坪)当たりに何人が集まっているかを基準に全体面積を考慮して人員を推算している。 反面、集会を主催する側は各参加単位から報告を受けた出席人員を集計するなり、集会場所に集まり得る最多人員を基準として集会途中で帰った参加者を加えて集計している。

 去る10日、ソウル市庁前ソウル広場で開かれた国家情報院の大統領選挙介入糾弾ろうそく文化祭参加者の場合、主催側は5万人、警察は1万6000人と推算した。 警察は「最高潮時点の集会場所を写真に撮って、直接人数を推算した」と明らかにしたし、主催側の時局会議は「ソウル広場にワールドカップ応援団が満杯になった時、最多人員を5万人と見る。 これよりは少なかったが中間で帰った人員を考慮した数値」と説明した。

 これに先立って3日の集会でも、3万人 対 4000人、先月27日にも 2万5000人 対 7500人など、主催側と警察の人員集計には最大6~7倍の違いが生じた。 時局会議関係者は「主催側推算に‘虚数’が含まれるだろうが、延べ人数を反映した数値であるだけに実際の参加者数に近いと見る」と話した。

 一方、時局会議はろうそく集会を妨害した警察関係者たちを告訴することにした。 時局会議はこの日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)のソウル地方警察庁前で記者会見を行い、「警察が10日夕方、徳寿宮(トクスグン)大漢門前の横断歩道の一方の端を警察バスで塞ぎ、ろうそく文化祭に参加しようとした市民らが文化祭が開かれるソウル広場に入れなかった」として、キム・ジョンソク ソウル地方警察庁長官など警察関係者たちを告訴する方針を明らかにした。

 大学生も再び行動に立ち上がった。 慶煕(キョンヒ)大国際キャンパス・徳成(トクソン)女子大・釜山大・ソウル大・淑明(スンミョン)女子大・円光(ウォングァン)大・梨花(イファ)女子大・全南(チョンナム)大・中央(チュンアン)大安城(アンソン)キャンパスなど9ヶ大学の総学生会はこの日、ソウル汝矣島(ヨイド)のセヌリ党事務所前で集会を開き△キム・ムソン セヌリ党議員、クォン・ヨンセ駐中大使を国政調査の証人として採択すること△朴槿恵(パク・クネ)大統領が直属機関である国家情報院に関連した一連の事態に対して直接責任をとり、再発防止策を用意することなどを要求した。 次回のろうそく文化祭は14日午後7時、ソウル広場で時局会議主催で開かれる予定だ。

パク・ヒョンチョル、キム・ヒョシル記者 fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/599454.html 韓国語原文入力:2013/08/13 21:28
訳J.S(1509字)

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