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検察、‘全斗煥一家’本格捜査 着手

登録:2013-08-12 20:04 修正:2013-08-13 07:00
義理兄弟イ・チャンソク氏 被疑者身分で呼び調査
チョン・ジェヨン氏など子供の財産形成過程 介入疑惑
去る7月18日、全斗煥前大統領の長男チョン・ジェグク氏が運営する京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市の時空社社屋から検察関係者たちが押収した美術品をトラックに載せている。 イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr

 ソウル中央地検‘全斗煥一家 未納追徴金 特別還収チーム’(チーム長 キム・ヒョンジュン)は12日、全斗煥(82)前大統領の義理兄弟イ・チャンソク(62)氏を被疑者身分で呼び調査し、全元大統領一家に対する本格捜査に入った。 検察が還収チームを構成した後、全元大統領の親戚を呼び調査したのはイ氏が初めてだ。

 検察はこの日、イ氏召還調査を手始めに全元大統領一家などの刑事処罰を前提とした‘捜査体制’に切り替えた。 去る5月、追徴金執行専門担当チームを設けて3ケ月ぶりだ。 検察関係者は「先週から事実上捜査をしてきたし、既に捜査転換されたと見れば良い」と話した。

 イ氏は全元大統領一家の秘密資金管理および子供の財産形成過程に深く介入した疑いを受けている。 イ氏は自分の名義で保有した京畿道(キョンギド)烏山市(オサンシ)の土地を全元大統領の次男ジェヨン(49)氏に安値で売却し、ジェヨン氏が300億ウォン台の差益を得るようにした。 イ氏は犯罪収益隠匿の規制および処罰などに関する法律違反の疑いを受けていると言う。

 検察はイ氏など全元大統領の秘密資金を管理した疑いを買っている周辺関係者たちを調査した後、ジェヨン氏など全元大統領の子供も順番に呼び調査する方針だ。

 検察はこの日午前、全元大統領一家の美術品取引資金出処と移動経路を確認するために美術品取引に関与した4人の住居地を押収捜索した。

キム・ジョンピル、イ・ジョンヨン記者 fermata@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/599207.html 韓国語原文入力:2013/08/12 18:30
訳J.S(909字)

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