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オリバー ストーン監督、江汀(カンジョン)マウル(村)訪問

登録:2013-07-19 23:09 修正:2013-07-20 09:16
来月2日‘海軍基地反対’支持訪問
生命平和行進代表団と懇談会
"済州(チェジュ)に軍事基地は胸が痛む"
オリバー ストーン監督

 世界的映画監督オリバー ストーン(写真)が来月初め済州(チェジュ)江汀マウルを訪れる。 映画<プラトーン> <7月4日に生まれて> <ニクソン>などの映画を作ったストーン監督が済州を訪ねる理由は、済州海軍基地反対運動を行う江汀マウルの村民たちと活動家を励ますためだ。

 ストーン監督は来月2日正午に済州に到着し、海軍基地反対運動を行い拘束され済州刑務所に収監された映画評論家ヤン・ユンモ(56)氏に面会し、収監者に手紙を書く予定だ。 続けて済州4・3平和公園を訪ね参拝した後、夜には江汀マウル生命平和大行進代表団との懇談会を開く。

 3日には江汀マウル済州海軍基地工事現場を訪問し、江汀マウル会住民、活動家などと会った後、午後に済州市塔洞広場で開かれる生命平和文化祭に参加し、連帯と支持を表わす短い演説を行う予定だ。 ストーン監督は日本のNHKが2年前から交渉した結果、日本を訪問する途中で済州を訪問すると伝えられた。

 コ・クォンイル江汀マウル海軍基地反対対策委員長は19日 「ストーン監督が昨年米国のある監督が製作した4・3と江汀マウルの痛みを扱ったドキュメンタリーを観て感動を受けて済州を訪問することになったという。 彼が‘このような事件があった島に軍事基地ができることは胸が痛む’と話したと伝え聞いた」と語った。

 ストーンはベトナム戦の惨状を告発した映画<プラトーン>で作品賞・監督賞などアカデミー4ヶの部門賞を受賞し、<7月4日に生まれて>で2回目のアカデミー監督賞を受賞した。

 一方、天主教済州教区傘下の平和の島特別委員会と正義平和委員会、司祭団、修道女連合会、一般信者使徒職団体協議会、イエズス会韓国管区は19日夜、済州市中央主教座聖堂で海軍基地反対運動を行い拘束された天主教イエズス会パク・トヒョン修士と活動家ソン・ガンホ博士の即時釈放を祈る時局ミサを奉行した。

 天主教済州教区長カン・ウイル主教が執典したミサで参加者たちは 「二人の拘束は正義と平和のために献身した人々に加えられた公権力の暴挙であり人権蹂躪だ。 不法工事と不正を直ちに中断し釈放せよ」と要求した。

済州/ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/596385.html 韓国語原文入力:2013/07/19 22:33
訳J.S(1104字)

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