国家情報院の政治介入を糾弾する時局宣言発表、ロウソク文化祭が全国各地で相次いだ。
釜山(プサン)東亜(トンア)大教授19人は5日、時局宣言文を出し「本分を忘却して選挙介入および政治介入という重大な不法行為を行って存在価値を喪失した国家情報院を根本的に改革せよ」と促した。 教授らは 「国家情報院大統領選挙介入による最大受恵者である朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国家機関の憲政秩序破壊に対して明確な立場を表明し、徹底した真相調査と関連者処罰、再発防止対策を提示せよ」と付け加えた。
彼らは 「検察と警察は権力の顔色を伺うことを中断して、ウォン・セフン前国家情報院長とキム・ヨンパン前ソウル地方警察庁長官を直ちに拘束捜査し真実を明白に国民の前に明らかにしなければならない。 セヌリ党は国家情報院選挙介入事件に対する焦点ボカシを中断してこれを政治的交渉対象として利用せず条件なき国政調査を直ちに実施せよ」と主張した。
慶南(キョンナム)金海市(キメシ)の仁済(インジェ)大‘国家情報院選挙介入糾弾に志を同じくする学生の会’は5日、金海市庁プレスセンターで記者会見を行い、国家情報院を糾弾する時局宣言を行なった。 時局宣言文には去る1日から4日間に署名した仁済大生488人が名前を連ねた。 彼らは時局宣言文で「国家情報院は不法な選挙介入と法律違反行為を行い、警察は縮小捜査を通じて民主主義の根幹を脅かした」として△ウォン・セフン前国情院長処罰△ナム・ジェジュン国家情報院長解任△国家情報院改革△国政調査を通した事件の転末公開などを要求した。
民主党京畿(キョンギ)高陽(コヤン)・坡州市(パジュシ)の6つの地域委員会は5日夜、一山東区(イルサントング)庁大講堂で党員500人余りが参加した中で、国家情報院政治工作糾弾と国家情報院改革を要求する党員報告大会を開いた。 彼らは国家情報院の政治工作を民主主義の憲政秩序を根元から揺るがした国家規律紊乱行為と規定し、国政調査と責任者厳重処罰、国家情報院改革、朴槿恵大統領の対国民謝罪など4項目を決議した。 報告大会は京畿道の6圏域で同時多発で開かれた。
これに先立って高陽市民社会連帯会議と民主労総京畿(キョンギ)高陽(コヤン)坡州(パジュ)支部は、去る4日午後7時頃、高陽市(コヤンシ)花井(ファジョン)駅広場で市民・社会団体会員と野党関係者、市民など200人余りが参加した中でロウソク文化祭を開いた。 彼らは時局宣言文で「今回の事態は民主主義を破壊し憲政秩序を蹂躪した反民主的な暴挙であり、国民主権に対する深刻な挑戦だ。 国政の最高責任者として国家的犯罪事実に対して朴大統領は国民の前に謝罪し、責任を負わなければならない」と要求した。
釜山(プサン)金海(キメ)高陽/キム・グァンス、チェ・サンウォン、パク・ギョンマン記者 kskim@hani.co.kr