本社との葛藤の末に睡眠誘導剤を多量に服用して亡くなったコンビニ店主(<ハンギョレ> 22日付8面)に対して、本社であるBGFリテール(商号 CU)側が故人の死亡診断書の内容を勝手に直して言論に配布した情況が明らかになり、市民団体が検察に告発することにした。
27日参与連帯・全国コンビニエンスストア加盟店事業者団体協議会の説明を総合すれば、普光グループ系列のBGFリテールは京畿道龍仁(ヨンイン)でコンビニ加盟店を営んでいたキム・某(53)氏が本社に契約解約を要求し、睡眠誘導剤40粒を服用して亡くなるや‘故人が持病の心筋梗塞で死亡した’という内容が書かれた報道資料とともに故人の死亡診断書を配布した。 死亡原因と身体状況などについて‘抗ヒスタミン剤(睡眠を誘導する薬品成分)中毒’と書かれた部分を消した診断書であった。
参与連帯などはこの日午前、ソウル鍾路区(チョンノグ)の参与連帯ヌティナムホールで記者会見を行い、「CUコンビニエンスストア本社が故人の死亡診断書内容を任意変造して、これを遺族の事前同意を得ずに全国の報道機関に配布した。 本社との葛藤の末に自殺した事件を持病による死に縮小・隠蔽しようとしたもの」と批判した。 これら団体は「ホン・ソクチョBGFリテール会長とペク・チョンギ代表理事、広報担当者らを私文書偽造・行使などの疑いで検察に告発する方針」と明らかにした。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr