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"ユン・チャンジュン 厚かましい記者会見、歯噛みする思い"

登録:2013-05-12 11:45 修正:2013-05-12 14:26
Missy USA "女性の腰に触って励ます韓国文化があるだと?"
訪米期間に起きたセクハラ疑惑で更迭されたユン・チャンジュン前大統領府報道官が11日午前ソウル鍾路区(チョンノグ)のある飲食店で緊急記者会見を終え、記者会見場を後にしている。 【ソウル=ニューシス】

ユン・チャンジュン大統領府前スポークスマンがセクハラ事件を全面否認したことに対して、今回の事件の公論化に大きな寄与をしたインターネット サイト‘Missy USA’には怒りと虚脱感を表出するコメントが多数上がってきた。

‘Missy USA’掲示板キャプチャー

 ある会員は「記者会見する図々しさにずうずうしさに歯噛みする」として「米国文化を知らなかったと言うけど、それなら韓国ではそうしてもかまわない文化があるというのか」と反問した。 ある会員は‘移民2世たちを泣かせるユン・チャンジュン前スポークスマン’という文で「胸が張り裂けそうだ」としつつ「韓国政府ですっきりとこの事件を処理することを海外同胞のひとりとして切実に訴える」と述べた。 また別の会員は、「なぜ遠く韓国に行ってああ言うのか理解に苦しむ」としながら、「記者会見で言ったように米国の警察で堂々と言ってみろ」と話した。

 ユン前スポークスマンが被害女性を‘ガイド’と表現したことに対しても非難するコメントが多かった。 ある会員は「インターンとガイドに対する一般的な偏見の差を利用しようとしている」として「インターンと言えばなぜか有能な若い人を思い浮かべるが、ガイドならば地理を案内する程度の現地人という印象を与える」と話した。

 一部の会員たちは真実をきちんと明らかにするよう在米同胞が署名運動をしなければならないと提案もした。 ある会員は「私たちの子供のためにも今回の事件を明確に捜査することを要求する署名運動を行おう」と話した。

ワシントン/パク・ヒョン特派員 hyun21@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/586978.html 韓国語原文入力:2013/05/12 11:04
訳J.S(957字)

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駐米韓国大使館 "運転手は酒席にずっと同席したわけではない"

 ユン・チャンジュン前大統領府報道官が自身のセクハラ疑惑を否認する証拠として、運転手の酒席同席を提示しているなかで、駐米韓国大使館側が 「調査の結果、運転手がすべての状況を目撃できたわけではない」という調査結果を伝えた。

 僑胞(海外在住韓国人)女性セクハラ疑惑を受けているユン前スポークスマンは11日午前、ソウルのある飲食店で記者会見を行い「女性支援要員だけでなく運転手と一緒にワシントンのホテル地下にあるバーで30分余り酒を飲んだ。 私がそこでおかしな行動をしたと言うが、私の向い側にガイドが座り、私の右側に運転手が座っていたのに、どうしてその女性にセクハラできるか。 運転手がいたのに、どうしてその前でセクハラや暴言ができたか。 30分余り、とても和気あいあいとした雰囲気だった」と主張した。

 しかし、駐米韓国大使館関係者は11日(現地時間)「調査してみた結果(ユン前スポークスマンと被害女性、運転手の) 3人が酒席まで一緒に行ったことは事実」としながら「だが、最初から最後まで3人が一緒にいたとは言えない」と話したと、<連合ニュース>が12日報道した。

 <連合ニュース>によれば、駐米韓国大使館関係者は「運転手が中間中間に(酒席を)出たり入ったりする状況もありえる」と説明したという。 また、この関係者は「運転手は今回の大統領訪米行事準備のために現地のレンタカー会社から車両数十台をレンタルて合わせて支援された人材」としつつ「彼も現場で起きたすべての状況を知らず、特に瞬間的になされた '問題場面' を直接目撃したという話はしたことがないと理解している」と話した。

 駐米韓国大使館のこの調査結果が事実ならば、ユン前スポークスマンの主張どおり、酒席には被害女性の他に運転手もいたが、運転手がユン前スポークスマンのセクハラ否認主張の証人となることは困難と見られる。 オンラインニュース

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/586988.html 韓国語原文入力:2013/05/12 10:38
訳J.S(917字)

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[スケッチ] "下着姿だったのか、裸だったのか" という質問に "下着"

去る9日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の米国訪問に公式随行してセクハラ疑惑で更迭されたユン・チャンジュン前大統領府報道官が11日午前、ソウル付岩洞(プアムドン)のAWコンベンションセンターで記者会見している。 【ソウル=ニューシス】

 ユン・チャンジュン大統領府報道官の‘セクハラ否認’記者会見は、土曜日午後に一瀉千里に進行された。 前日夜に緊急謝罪記者会見をした大統領府と同じく奇襲的だった。

 9日午後、一人で帰国した後に行方が不明だったユン スポークスマンは11日午前9時頃、大統領府出入り記者に「午前10時30分ソウル鍾路区(チョンノグ)付岩洞(プアムドン)のハリム閣で記者会見をする」と知らせてきた。 この間、対国民謝罪や公職者人事を土曜日午前に‘突然発表’した慣行そのままであった。

 準備した原稿を持って予定された時刻に合わせて記者会見場に入ったユン スポークスマンは緊張した面持ちで30分間にわたり疑惑がふくらむことになった背景などを説明し‘セクハラはしていない’という釈明をした。 ユン スポークスマンは原稿を見ずに普段より速い速度で自身の無念を訴えた。 「一部記事に対して法的対応する」という話をする時は断固たる表情をつくりもした。

 狭い会見場には100人近い取材陣が集まり、ユン スポークスマンを含め記者たちが雨のように汗を流した。 消息を聞いて記者会見場に訪ねてきた市民たちも会見場内外で見守った。

 準備された話を終えて記者たちの質問が続いたが、ユン スポークスマンは比較的誠実に質問に答えた。 そのうちに「女性インターンにホテルの部屋の前で会った時、下着姿だったか、裸だったか」という質問に「下着」と短く答えた後、その後は質問を受けなかった。

 会見場を出る過程でも取材陣とささいな衝突があった。 「イ・ナムギ大統領府広報首席が帰国を勧めた」というユン スポークスマンの釈明に対する追加説明を聞くために記者たちが会見場を出て行くユン スポークスマンを取り囲み、建物を抜け出たユン スポークスマンは再び戻ってエレベーターに乗り地下駐車場を通じて自身の乗用車に乗って走り去った。 一部報道機関の取材車両がユン スポークスマンが乗った車を追いかけもした。

パク・ヒョンチョル記者 fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/586970.html 韓国語原文入力:2013/05/11 12:31
訳J.S(1097字)

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[ユン・チャンジュン スキャンダル] 真実攻防 "腰をポンと叩いただけ" vs "尻を掴まれた"

 ユン・チャンジュン前大統領府報道官が11日記者会見で‘セクハラ’論難に反論して、事件の実体が真実攻防に上り詰めている。 この日ユン前スポークスマンはセクハラの部分を正面から否認し、今後の調査過程で後爆風が侮れない展望だ。 最も核心的な論議はセクハラ有無だ。

尻を掴まれた vs 腰をポンと叩いただけ

 米国警察の報告書を見れば、申告当時被害女性はワシントンDCホワイトハウス近隣のあるホテル内で、56才の男性が7日(現地時刻)午後9時30分から10時の間に「無断で尻を掴んだ(grabbed her buttocks without her permission)」と述べたという。

 しかし、ユン前スポークスマンはこれを否認した。 ユン前スポークスマンはこの女性支援要員が円滑でない業務処理のために何度も叱責したことを慰めるために韓-米首脳会談が終えられた後に酒を一杯を奢ろうと提案し、それでワシントンホテルの地下1階にある質素なバーで酒を飲んだということだ。

 ユン前スポークスマンは「支援要員だけでなく運転手と一緒にワシントンホテルの地下のバーで30分余り酒を飲んだ。 私がそこでおかしな行動をしたと言うが、私の向い側にガイドが座り、私の右側に運転手が座ったのに、どうしてその女性にセクハラできるか。 運転手がいたのにどうしてその前でセクハラや暴言ができたか。 30分余りとても和気あいあいとした雰囲気だった」と話した。

 ただし、ユン前スポークスマンは酒席を終えて出てくる際に「女ガイドの腰をポンと一回叩いて‘今後はうまくやれ。 米国でがんばって成功しろ’と話をしたのが全部」と話した。 身体の接触はあったが激励の意味であり、女性インターンの腰をポンと一回たたいただけで、マスコミに報道されたように‘尻を掴んだ’ことではないとの釈明だ。

ホテルで性関係要求 vs ホテルの部屋に入ってきたこともない?

ユン前スポークスマンが女性インターンを自身のホテルの部屋に呼んだ件についても主張は完全に食い違う。

 一部言論はユン前スポークスマンが以後に別の場所で酒を飲み泥酔した状態で翌日未明に支援要員の女性に電話をかけ、自身のホテルの部屋に呼んだと報道した。 この女性は最初はユン前スポークスマンの呼び出しを拒否したが、彼が悪口をあびせるとやむを得ず部屋に行ったということだ。 当時ユン前スポークスマンは室内でほとんど裸の状態であったと一部言論は報道した。

 これに対してもユン前スポークスマンは「CCTVで確認すれば分かる内容」と強く否認した。 ただし8日(現地時間)朝、宿舎でノックの音を聞いて慌てて下着姿でドアを開けたところ、その支援要員だったので「ここにどうして来たか、はやく行きなさい」とドアを閉めただけだということだ。 彼は「私がいる時は、自分の部屋にそのガイドが入ってきたことはない。 その女を部屋に呼びいれてどうこうするということは、私が持つ道徳性と常識では想像もできないこと」と強調した。 オンライン ニュースチーム

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/586985.html 韓国語原文入力:2013/05/11 18:34
訳J.S(1411字)

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