外交部が24日、既存の韓-米原子力協定満了期間を2年猶予する内容を盛り込んだ韓-米交渉結果を発表する。
外交部関係者は23日「この間、米国と行ってきた原子力協定の改正交渉結果を明日発表する予定」と話した。 政府交渉代表団は去る16日(米国時刻)から3日間の日程で米国ワシントンで米国側と来年3月に満了する韓-米原子力協定改正交渉を行ってきた。 24日の発表内容は関係部署間協議を終えた後に米国側とも追加で調整したものだ。
韓-米はワシントン交渉で合意点を見出せないとして、協定空白状態を防ぐためにまず既存協定の満了期間を2年猶予する方案で合意したとのことだ。 韓-米はまた、より深みのある交渉のために来る6月から3ケ月ごとに定期的に交渉を行うことにしたと伝えられた。 政府のある当局者は「期間が差し迫っただけに、ひとまず協定猶予で時間を稼いだ後で米国側と継続交渉を行い異見を狭めて行く方針と理解している」と話した。
韓-米両国は2010年から原子力協定改正のために6回にわたり公式交渉を繰り広げてきた。 韓国はこの間の交渉でウラニウム濃縮と使用済み燃料の再処理許容などを要求したが、米国は「核兵器製造と関連した敏感な事案」とし難色を示した。 1974年に改正し発効された現行韓-米原子力協定は、韓国が米国の核燃料と施設、技術で作られた使用済み燃料を原子炉から取り出したり、形質を変更したり再処理をする場合には、米国の同意を受けるよう定めている。 ウラニウム濃縮については別に規定はないが、91年に南北が採択した韓半島非核化宣言により濃縮施設を推進していない。
パク・ビョンス先任記者 suh@hani.co.kr