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‘晋州医療院 解散’食い止める野党議員たちにセヌリ党議員 "子供食事の仕度しに帰れ" 暴言

登録:2013-04-14 18:28 修正:2013-04-15 09:51
暴行されて入院したキム・ギョンスク、カン・ソンフン慶南道議員インタビュー
晋州医療院解散条例案 審議過程で暴行されて入院したキム・ギョンスク(民主統合党・比例)慶尚南道(キョンサンナムド)議員

 "暴力と強行採決で通過させた晋州医療院解散条例案審議は無効だ。 点滴を受けながらでも18日の慶南道議会本会議に参加し晋州医療院の廃業を阻止する。"

 去る12日夜、慶南道議会文化福祉委員会の晋州医療院解散条例案審議を防ぐ過程で、同僚のセヌリ党議員に暴行されて病院に入院しているキム・ギョンスク(民主統合党・比例)道議員とカン・ソンフン(統合進歩党・昌原(チャンウォン)2)道議員など野党の女性慶南道議員2人は14日「晋州医療院廃業に賛成した道議員は、必ず歴史の審判を受けることになるだろう」と語った。

 2人の議員はセヌリ党所属の道議員に暴行を受ける過程で、シャツのボタンが全て取られる程に全身を引っかかれたり打たれ多発性擦過傷を負い、深刻な頭痛を訴えている。 特に去る2日から11日までの10日間にわたり断食・野宿座り込みをしたキム議員は失神状態で病院に移送され翌日の13日朝になって意識を回復した。

 2人の議員はセヌリ党の道議員から物理的暴力と共に「子供が家に帰って来る時間になったよ。 家に帰らないのか。 子供の食事の仕度をしに帰れ」などの耐え難い侮辱的な言葉も聞いたと話した。 2人は自分たちに暴力を行使したセヌリ党道議員らと暴力を助けた慶南道の公務員たちを告訴することにした。

 キム議員は「当時セヌリ党のイム・ギョンスク文化福祉委員長は会議室のあちこちを歩きながら準備したシナリオを読んだ後、手の平で机を3度叩くことで審議を通過させた。 このような方式の審議通過は認められない」と話した。 カン議員も 「セヌリ党議員に晋州医療院現場に一度だけでも行ってみようと言った。 慶南道が晋州医療院の職員を強硬労組と言うが、一度でも彼らに直接会ってみようと言った。 ところがセヌリ党議員らは受け入れなかった。 何をそんなに急いで、このように暴力に強行採決で通過させるのか理解できない」 と話した。

 2人の議員はからだより心の方がもっと痛いと話した。 キム議員は「私には‘闘争’というスローガンは依然として見慣れないものだ。 だが、議院活動をしながら晋州医療院を守ることは最もやりがいのあることだと考える。 そのためなら断食座り込みをしても空腹は感じなかったし、辛いとも思わなかった。 女2人を暴力で制圧したセヌリ党の男議員たち、彼らは正正堂々とはできない」と話した。 カン議員は「あまりにもくやしい」という話を繰り返し語った。

昌原(チャンウォン)/文・写真 チェ・サンウォン記者 csw@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/582689.html 韓国語原文入力:2013/04/14 14:19
訳J.S(1303字)

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