‘残念だ。だが、まだ期待はしている。’
2日<ハンギョレ>が韓国社会世論研究所に委託し実施した朴槿恵(パク・クネ)大統領の国政運営と関連した世論調査結果はこのように要約される。
‘現在までに行なわれた人事をどのように評価するか’という質問と‘長官候補者17人の任命をどのようにするべきだと見るか’という、事実上同じ内容の質問に相反する答が出てきたという点がこれを裏付ける。
人事と関連して‘失敗だ’という回答は33.1%、‘よくやった’という回答は半数に近い49.6%であった。 ところが、人事の直接対象である長官候補者の任命と関連しては‘発表した名簿そのまま全て任命しなければならない’という意見は20.7%に過ぎなかった。 反面‘一部問題になった候補者は交替すべきだ’という意見は‘全て任命’の4倍近い74.5%にもなった。 すべての質問で朴大統領支持・共感応答が最も高かった60代以上ですら、‘全て任命’意見は35.8%に過ぎない反面、‘一部交替’意見が52.9%に達した。 また、去る大統領選挙で朴候補を支持した層からも‘問題候補は交替すべき’という応答が63.3%に達するほどに高かった。
このように朴大統領の人事と関連して、実際の候補者を巡っては交替すべきと考えるが、‘総論’ではそれよりは過分な点数を与えているわけだ。 これは朴大統領の支持層が‘朴槿恵(パク・クネ)’が入っている世論調査項目ではほとんど無条件的に支持意志を表す傾向を見せているものと解釈される。 ‘朴大統領が人事をよくやった’と答えた人々の中でも62.2%は‘一部問題候補は交替すべきだ’と答えた。 これは朴大統領を支持する人々でさえ一部長官候補の交替が朴槿恵政府に役立つという遺憾が込められた応答と解釈される。
一方、回答者10人中6人(59.2%)は、朴大統領が‘大統領職を遂行するための準備がよくできている’と評価した。 ‘準備がよくできていない’という評価は36.7%であった。 朴大統領に対する期待感が反映された意見と解釈される。
チョ・ヘジョン記者 zesty＠hani.co.kr
訳J.S(1042字)
