原文入力:2009-04-17午前08:43:09
原案になかった鬱陵島 道路10億
イ・サンドク系 国土海洋委員長 推進
イユ・チュヒョン記者
2009年度予算審議で論難を起こした ‘お兄さん予算’ が今回の追加経費予算にもこっそりと挟みこまれた。国土海洋委員会は去る15日全体会議を開き、イ・サンドク ハンナラ党議員の地方区である鬱陵島の一周道路建設事業費 10億ウォンを増額した。
これは本来、今回の追加経費案になかった内容だ。国土海洋委のある立法調査官は「イ・ビョンソク国土海洋委員長が強力に望み追加されたもの」と伝えた。イ・サンドク議員の隣の地方区(浦項北)のイ委員長は ‘イ・サンドク系譜’ として知られている。民主党のある議員は「今回の追加経費は国民に十余兆ウォンの借金をお願いしてすることであり、庶民支援・働き口創出に投入されるべきで、どうしてお兄さんの地方区開発事業なのか」と批判した。
イ議員と親密なよしみのあるカン・ソクホ ハンナラ党議員(英陽・盈德・奉化・蔚珍)も蔚珍空港建設費として49億ウォンを取り出した。本来、今年の予算案では維持・保守費として10億ウォンだけ決められていたものを5倍近く更に増やしたのだ。蔚珍空港は旅客需要予測が足りないという監査院の指摘により開場が継続して延ばされてきた所だ。今回予算が執行され空港が完工しても、採算性がなく開場できずに飛行訓練院として使われる予定だ。
ハンナラ党からもこのような形の予算増額は困るという話が出てきている。予算分野を担当するある当局者は「鬱陵島道路・蔚珍空港などは予算決算特別委員会の審議過程で必ず削られなければならない」と話した。
イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: 訳J.S