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韓進重に続きまた…現代重解雇者 投身

登録:2012-12-24 01:01 修正:2012-12-24 08:56
社内下請け労組の前幹部で8年前に会社の暴力鎮圧でストレス性障害に

 去る21日に韓進重工業労組幹部が自殺したのに続き、今度は8年前に解雇された現代重工業社内下請け労組の前幹部が外傷性ストレス障害に苦しみアパートから飛び降りて自ら命を絶った。

 22日午後5時30分頃、蔚山(ウルサン)東区(トング)方魚洞(パンオドン)の○アパート団地で金属労組現代重工業社内下請け支会初代組織部長を務めたイ・ウンナム(41)氏が倒れて亡くなっているのを住民たちが発見して警察に申告した。 警察はイ氏が‘同志たちに申し訳ない。 会社暴力の後遺症でうつ病を病んできたが、原則を失わずに生きてきた’という遺書形式のメモを残した点から見て、アパート19階の自身の住居のベランダから飛び降りたと見ている。

 イ氏は2004年2月、同僚のパク・イルス氏が‘社内下請け労働者処遇改善’を要求して焼身自殺し、現代重工業内のクレーンに上がって籠城したが5時間後に外注ガードマンらに引き摺り下ろされ暴行された。 以後、解雇されたイ氏はタクシー運転手として仕事をしてきたが、まだ当時の衝撃から抜け出せずに精神的苦痛に苦しめられていたとかつての同僚は伝えた。 自殺当日の午前、イ氏は昔の同僚に助けを要請して病院で神経精神科の治療を受けたと同僚が伝えた。

 民主労総蔚山(ウルサン)本部と金属労組蔚山(ウルサン)支部および現代重社内下請け支会などはイ氏の遺体が安置された蔚山大病院に葬儀室を用意して葬儀委員会を設け、26日蔚山労働者葬としてイ氏の葬儀を行うことにした。 葬儀委員会は現代重工業側にイ氏の死の原因を作った暴力と解雇の当事者としてイ氏宛に謝罪することを要求した。

蔚山/シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/566664.html 韓国語原文入力:2012/12/23 22:42
訳J.S(851字)

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