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朴、PK-京畿・仁川で格差…文、ソウル-20・30台を跳躍台に猛追撃

登録:2012-12-13 20:51 修正:2012-12-14 00:26
歴代最高の超薄氷勝負 予告
文、ソウルで11%p差で先行…忠清(チュンチョン)圏で46%支持 躍進
朴、PKで22%p-京畿・仁川で12%p優勢…追撃阻止線の役割
朴槿恵セヌリ党候補が13日午後、江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)中央洞(チュンアンドン)の文化通りで支持を訴える間、有権者が太極旗を持って見守っている。 原州/カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

‘ソウルと20・30代 文在寅支持層の猛追撃’

 <ハンギョレ>が世論調査結果を公表できる最後の調査日である12日に行った世論調査の核心はこのように圧縮表現できる。

 "明日が大統領選挙投票日なら誰に投票するか" という質問に朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党候補は45.4%、文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党候補は43.4%の支持率を記録した。 格差は2.0%だ。 去る7~8日の調査では朴候補46.0%、文候補41.7%を記録していた。 この時の格差は4.3%であった。 格差が大きく縮まったわけだ。 誤差範囲(±3.1%)以内ではあるが、朴候補が元の支持率に留まる間に、文候補が着実に追いついている姿だ。 ‘分からない、または無応答’層は8.8%で、7~8日調査時の10.5%より若干減った。

 文在寅候補は20~30代を中心に全国で均等に支持率が少しずつ上がる流れが伺える。 今回の調査で20代と30代の支持率がそれぞれ52.5%と60.9%を記録した。 7~8日の調査結果(50.6%、57.2%)より2~3%ずつ上がった。 40~50代ではほとんど変動がなかった。 ただし文候補は60代以上の年齢層で25.3%を得て、7~8日調査時の18.8%より上がった。

 地域別に見れば、文在寅候補は京畿・仁川と釜山・蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)地域など2ヶ所を除き、残りの地域でまんべんなく支持率が上がった。 ソウルでは7~8日の調査で46.2%を得たが、今回は49.5%であった。 両候補の格差は4.7%から11.0%に増えた。 大田(テジョン)・忠清(チュンチョン)35.6%→46.6%、大邱(テグ)・慶北(キョンブク)19.9%→25.4%、江原(カンウォン)・済州(チェジュ)27.1%→30.5%など、残りの地域でも文候補の上昇傾向が確認される。 大田・忠清地域で躍進したことと朴槿恵候補の地盤である大邱・慶北でも20%台に進入した点が目につく。

 反対に朴槿恵候補は京畿・仁川で51.2%を得て、文候補との格差を7.3%から12.1%に増やした。 文在寅候補の地方区がある釜山・蔚山・慶南地域でも53.4%を記録して、7~8日調査の49.2%より上昇した。 PK地域(釜山・慶南)での格差は9.3%から20.2%に増えた。 朴候補の立場ではこの二つの地域で得点して残りの損害を補充したわけだ。

 文候補の均等上昇傾向は中道指向の有権者と安哲秀(アン・チョルス)前大統領候補支持層で支持率が上がったためと分析された。 自ら中道指向だと明らかにした回答者は、今回の調査で47.5%が文在寅候補を支持したが、7~8日の調査では44.9%であった。 安哲秀支持層での文在寅候補支持率も56.5%から64.8%に大きく上がった。 安哲秀 前候補が共同遊説等を通して文在寅候補を支援したことにより支持層が動いた結果と見られる。 安哲秀支持層の‘分からない、および無応答’比率も7~8日の調査で14.7%だったが今回は9.6%に減った。

 この他に女性有権者の変化も目につく。 女性回答者の中で文在寅候補支持率は41.0%に達し、7~8日調査の34.8%より6.2%上がった。 女性たちの朴槿恵候補支持率は50.2%から47.4%に2.8%減った。 文在寅候補がテレビ討論会などで見せた安定感などが得点要因と見える。

 文在寅候補が全体的な上昇傾向に乗っているとみられるが、どこまで上がるかは断言しがたい。 例えば今回の調査で大邱・慶北地域は文在寅候補が25.4%の支持率を得たが浮動層が10.7%に達しており、7~8日調査時の5.8%より増えた。 釜山・蔚山・慶南の浮動層も12.8%に達し全国で最も多かった。 これら‘新浮動層’が結局、以前の慣性により投票場に入れば与党候補に投票する可能性も排除できない。 ユン・ヒウン韓国社会世論研究所調査分析室長は「先週末、両候補の5%格差が2~3%格差に縮まった。 格差が縮まる傾向にあるので、今回の大統領選挙は歴代最高の超薄氷接戦になりえる。世代別投票率が勝敗を決めざるを得ない」と話した。

 文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党候補が13日午後、大田(テジョン)中区(チュング)銀杏洞(ウネンドン)の銀杏亭文化通りで支持を訴える間、有権者が携帯電話を利用して写真を撮っている。 共同取材写真

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/565312.html 韓国語原文入力:2012/12/13 20:12
訳J.S(2177字)

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