安哲秀(アン・チョルス)解団式発言‘消極的支持’と解釈されるや
キャンプ "政権交替への寄与強調" …事務室も維持することに
安、夜9時 直接ツィット ‘文候補支持’繰り返し明らかに
安哲秀前候補が3日解団式で行った文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党候補支持発言は、誰か見ても原則的な水準に止まったものだった。 辞退宣言文の内容を再引用する消極的形式だった。 進展した発言をするだろうという予測は外れた。
解団式が終わった後、ユ・ミニョン スポークスマンは夜7時、公式ブリーフィングを通じて 「安哲秀候補は白衣従軍し政権交替に寄与するという発言を明確に再び行った」と強調した。 支持者に文在寅民主統合党候補を支持してほしいという意も明確に明らかにしたものと説明した。
安候補は夜9時、自身のツイッターに 「政権交替のために白衣従軍すると申し上げた。 また、単一候補である文在寅候補を声援してほしいと申し上げた。 新しい政治と政権交替の希望を作ってこられた支持者の皆さんが大きな気持ちで私の意志を受け継いで下さると信じる」と再び上げた。 文候補支持の強度が低いという内外の評価を受けて、発言の傍点が文候補支持にあることを繰り返し明らかにしたものと解釈される。
安候補は解団式以後、キャンプ核心関係者たちと緊急会議を開いたという。 ある参席者は「その場で(安候補の)真意が歪曲されたようだという話が出てきてスポークスマンを通じてブリーフィングしたのだ。 安候補もそうしようと同意した」 と明らかにした。 ユ・ミニョン スポークスマンのブリーフィングが安候補の意という話だ。
安候補の解団式発言は‘条件付き支持’と解釈されざるをえない状況だった。 安候補が「今、大統領選挙は反対に動いている。 新しい政治を望む時代精神は見られず過去に執着して戦っている」と話したことは文候補までまとめて批判したものと映るためだ。 安候補発言の直後、セヌリ党で歓呼が、民主党で嘆きが出てきた理由だ。 「安候補の話はいつも曖昧だ」という支持者の批判も相次いだ。 このような状況が広がり、安キャンプでも会議を通じて再度文候補支持の意志を強調したものと見られる。
だが、安候補の肉声と行動を通じての文候補に対する明確な支持が確認されるまでは心が浮いている浮動層支持者に及ぼす影響は制限的であると見られる。
ユ スポークスマンは夜のブリーフィングで「残った問題は‘どのように助けるか’であるが、これは近い将来に決めて申し上げる機会があるだろう」と強調した。安キャンプの核心関係者は「私たちも私たちだけのキャンペーン方式がなければならない。 どのように選挙運動をするのかは明日、あさっての間に決定されるだろう」と話した。 19日の大統領選挙日までキャンプのチーム長・室長級以上はキャンプ事務室を維持すると伝えられた。
安哲秀キャンプの核心関係者は「民主党から‘大統領選挙が反対に動いている’という話を傾聴するという反応が出てくるならば、問題は一層簡単に解けるだろう」と話した。 安候補は解団式で「政治革新と政治改革の希望をあたえる選挙、差しせまる経済危機に備えて社会大統合を用意する選挙にならなければならないと考える」と話した。
文候補がこのような未来指向的な選挙を約束した以後、文-安両者会合をしたり、安候補と会ってこのような内容に合意する形式を通じて文在寅候補に対する支持意志を公式に再び明らかにする方法もあるということだ。
文在寅キャンプからも肯定的回答が来る可能性はある。 文キャンプ核心関係者は 「安候補の話に私たちが傾聴しなければならない部分がある」と話した。 この関係者は「中傷宣伝と正当な候補検証は区別されるべきだが、今週から文候補は未来ビジョンと新しい政治ビジョンを強調する側でキャンペーンを展開しようとしている」と話した。
イ・テヒ、キム・ウォンチョル記者 hermes＠hani.co.kr
訳J.S(1906字)
