"きっちりやってみよう" キャンプ熱気今も
ファンクラブ‘ハッピーズ’も文支持宣言
政治改革 主題失踪には不満
市民社会と外部機構を構成し
‘条件付き支援’方案も議論
安哲秀(アン・チョルス)候補支持層の去就が今回の大統領選挙の最大変数に浮上し、３日に開かれるキャンプ解団式で安候補がどんなメッセージを出すかに関心が集中している。 安候補が積極的に文候補を助ける意向を明らかにするだろうという観測がキャンプ内外で力を増している。
安哲秀候補は最近政策フォーラムに参加した専門家と国政諮問団所属元老に個別に感謝の電話をした。 国政諮問団に参加したある要人は<ハンギョレ>との通話で「水曜日ぐらいに安候補が電話をかけてきて‘ご苦労さまでした’と言ったよ。 時代精神の実現に失敗されたことに対して慰労した。 ‘安哲秀現象’は残ったので、より一層強く決心して時代精神の実現に力を尽くしてくださいと助言した。 安候補は‘ありがとう’とだけ答えた」と伝えた。
安候補の側近は「最近、安候補の電話を受けた人々が‘候補がこのままあきらめるのではないね。 もう一度きっちりやってみようということだな’として、非常に鼓舞されている。 もう一度やってみようという雰囲気がキャンプ内で生まれている。安候補が最善を尽くして、積極的に文候補を助けるものと見られる」と話した。
"支持者の意に従う" という安候補が動く土台は用意されている。 安候補の公式ファンクラブである '安哲秀とハッピーズ’代表団は2日、文候補支持を宣言した。 ハッピーズ代表団は報道資料を出し「安哲秀候補が記者会見で明らかにしたように、国民の熱望である新しい政治と政権交替のために文在寅候補支持を宣言する」と明らかにした。
文候補を助ける強度と方法は大統領選挙以後の安哲秀候補の政治動向まで念頭に置いて作られるものと見られる。 安候補を近くで助けたある要人は、最近知人に‘政治改革の主題が大統領選挙から消えた点について安候補の不満が強い。 このために(安候補が)大統領選挙以降に独自創党し新しい政治をしてみようとする意志が強い。 安候補が民主党選挙運動員として登録はするものの、別に動きながら文候補を支援する方式を選ぶ可能性が高い’と話したと知られた。 先月28日、安候補とキャンプ関係者たちの昼食会で‘市民社会とともに政治改革を圧迫する外部機構を構成し、これを通じて民主党を圧迫しながら助けるべきだ’という条件付き支援方案が安候補に建議されもした。
安候補キャンプ解団式は3日午後3時、ソウル鍾路区(チョンノグ)公平洞(コンピョンドン)のキャンプ6階事務室でチョン・ヨンスン スポークスマンの司会で進行される。 <安哲秀の約束、66日間の記録>というタイトルのスライド上映とボランティアメンバーの所感発表、ボランティアメンバーが作った<安候補に差し上げる私たちの約束>映像が上映される。安候補の発言は式次第の最後で時間制限はない。
選管委関係者は「安候補が自身の所感を語ったり、’私は誰を支持する’、’私は政権交替を望む’という言い方で個人意見を明らかにすることは問題がない。 自身の遊説計画を明らかにすることも問題にならない。 しかし支持者に '誰それのためにどんな方法で選挙運動をしなさい’、'誰に票を集めてほしい’などの言い方で話せば選挙法違反」と話した。 安候補のメッセージはこの範囲内から出るものと見られる。
キム・ウォンチョル、キム・ボヒョプ記者 wonchul＠hani.co.kr
訳J.S(1618字)
