金正恩北韓朝鮮労働党第1秘書と夫人リ・ソルチュ氏が52日ぶりに一緒に姿を現した。
二人は29日、金日成軍事総合大学創立60周年を記念して開かれた牡丹峰楽団の公演を観覧したと<朝鮮中央通信>が報道した。 リ氏が最後に姿を見せたのは去る9月8日であり、金第1秘書は去る14日以後 半月ぶりに姿を見せた。
リ氏が牡丹峰楽団公演を観覧している写真が<朝鮮中央通信>と<労働新聞>に報道されたが、‘妊娠説’と関連して関心を集めた。 公開された2枚の写真で、リ氏はベージュ色の長いコートを着ていたが、これは通常寒い時期に妊産婦がよく着る装いだ。 しかし写真中の人物の大きさが小さく、顔や体型から妊娠有無を明確に判断することは難しいという指摘もある。
政府官僚と専門家たちはイ氏の登場を巡って色々な解釈を出した。 ヤン・ムジン北韓大学院大学校教授は「リ氏が妊娠した可能性があり、妊娠初期に安静をとるために姿を見せなくなることはあり得る」として「9月以後、リ氏が現れずに色々な解釈が出て来たので、これを整理するために登場したのではないかと考える」と説明した。 政府のある官僚は「リ氏が7月に登場して活動し、北韓の新しい指導者が円滑に認識されたことは明らかだ」として「同時にリ氏の良いカバンや服、開放的な態度に対する否定的な世論もあって、この間活動を自制したようだ」と分析した。
キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr