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　市民社会が野党圏候補単一化を成功させるための‘かまどの火入れ’に乗り出した。 ペク・ナクチョン ソウル大名誉教授、ハム・セウン神父など元老で構成された‘希望2013勝利2012円卓会議’、光州(クァンジュ)地域市民団体が前面に立った。

　円卓会議は来週中に全体会議を開き、候補単一化の方向と方式などに対する意見を発表する方案を検討している。 発表時期は早ければ23日頃になると発表された。 円卓会議関係者は 「現在、時期と発表方式、内容などを巡り内部調整を進めている」として「記者会見をするのか、声明を出すのか、どんな内容を盛り込むかなどについて今週末に糸口をつかむことになるだろう」と話した。

　円卓会議が発表する内容には政権交替と社会変化のための連合・連帯政治、野党圏候補単一化の必要性と共に、民主統合党の政治革新に対する要求も同時に込められるものと見られる。 候補単一化だけを強調する場合‘現時点で単一化を話すのは時期尚早’と見る安哲秀(アン・チョルス)候補に対する一方的圧迫と見られるためだ。 円卓会議関係者は「国民の目線で両候補に苦言を呈することがありうる」と話した。

　文在寅(ムン・ジェイン)、安哲秀候補の中で、誰が政権交替の適任者なのかを秤にかけている光州市民団体協議会と光州YMCA等、光州・全南市民社会団体も去る15日に記者会見を行い、今月末に光州で候補単一化のための‘文安(文在寅・安哲秀)ドリーム トークコンサート’を開こうと提案した。 両候補が共に参加して2時間余り各自の出馬理由、主要政策、単一化を通じた政権交替意志などを市民に説明し対話する形式だ。 これら団体は全国の市民団体と連係して来る25～31日の間に光州コンサートを開くことを始め、ソウルと全国6広域市などを巡回する方案を推進している。

　市民社会が具体的行動準備に乗り出したのは単一化のための時間が多くないと見るためだ。 アン・ビョンファン光州YMCA事務総長は「大統領選挙まで、わずか2ヶ月しか残っていない状況で政権交替を成し遂げるためには必ず野党圏単一化がなされなければならないと判断してトーク コンサートを提案した」と話した。 チョ・グク ソウル大教授は「11月25日の大統領候補登録日から逆算してみれば、単一化手続きに少なくとも2週間くらいはかかると見る時、今月末、いくら遅くとも11月初めには本格的な単一化協議が始まらなければならない」と話した。

　市民社会の動きに対する両候補側の反応には温度差がある。 文在寅候補キャンプのチン・ソンジュン スポークスマンは 「立場はあるが、安候補側が単一化を圧迫していると言うかと思い(立場を)明らかにしない」と話した。 事実上‘歓迎’だ。 反面、安候補側は正しいとも誤りだとも一切言及していない。 安候補キャンプ関係者は「単一化した瞬間、野党圏支持層は固着されてしまう」として「今は単一化を挙論するより政治革新と政策広報等を通して当分各自の支持層を広げていくのが正しい」と話して距離をおこうとした。 ソン・ウォンジェ記者 wonje＠hani.co.kr

韓国語原文入力:2012/10/16 20:45