原文入力:2012/09/23 22:01(1312字)
ハンギョレ-KSOI大統領選挙世論調査
アン・チョルス 49.7 > 朴槿恵 44.6
朴槿恵 48.9 > ムン・ジェイン 44.6
4月の総選挙以後堅固だった‘朴槿恵大勢論’が揺れている。 朴槿恵セヌリ党大統領候補は2者対決でアン・チョルス候補に逆転され、ムン・ジェイン民主統合党候補にもあごの下まで追撃された。 国民の半分以上が政権交替を望んでいるという応答も出てきた。
<ハンギョレ>が韓国社会世論研究所(KSOI)に依頼して去る21~22日、全国19才以上男女1500人を対象に行った世論調査で、朴槿恵候補はアン・チョルス候補との2者対決で44.6% 対 49.7%で後れを取っていることが明らかになった。 誤差範囲(±2.5%)を抜け出した5.1%差だ。 ムン・ジェイン候補との2者対決でも朴槿恵48.9%、ムン・ジェイン44.6%で、格差が誤差範囲以内の4.3%に狭まった。 パク候補は2週間前の去る8日の調査では、アン・チョルス候補とムン・ジェイン候補にそれぞれ6.5%、11.3%差で上回っていた。
朴槿恵-ムン・ジェイン-アン・チョルス3者対決調査でもパク候補39.6%、アン候補29.0%、ムン候補20.1%で格差が減った。 去る8日の調査ではパク候補45.7%、アン候補27.7%、ムン候補23.3%で、パク候補の支持率が2週間間で6.1%削られた。
特に‘12月の大統領選挙でセヌリ党再執権と政権交替のどちらの立場に近いか’という質問に 「政権交替がなされるほうが良い」という応答が56.7%であるのに比べて、 「セヌリ党が再執権するほうが良い」という返事は35.3%に終わった。
朴槿恵候補の支持率下落には過去事発言論難とホン・サドク、ソン・ヨンソン前議員など親朴系の相次ぐ不正事件、民主党のムン・ジェイン候補確定、アン・チョルス候補の大統領選挙出馬宣言などが複合的に影響を及ぼしたと分析される。
去る19日に大統領選挙出馬を宣言したアン・チョルス候補は2者対決で朴槿恵候補を逆転するなど明確な上昇勢を見せた。 アン候補は‘朴槿恵候補に対抗する野党圏単一候補競争力’調査でも51.5%を記録し、38.2%のムン候補を大きく上回った。
民主党は35.3%の政党支持率を記録して8日調査時の28.4%より6.9%上がった。 ムン・ジェイン大統領候補確定とアン・チョルス候補の出馬宣言にともなう野党圏候補単一化の可能性などを契機に野党圏指向支持層が結集していることを見せている。 セヌリ党支持率は39.9%で、2週間前の43.3%より3.4%下落した。
今回の調査は固定電話50%と携帯電話50%を利用した任意電話かけ(RDD)方式で行われ、標本誤差は95%信頼水準に±2.5%だ。 アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/552928.html 訳J.S