原文入力:2012/07/03 11:38(1015字)
←李明博大統領の実兄であるイ・サンドク前セヌリ党議員が貯蓄銀行不正にかかわった疑惑などで3日午前ソウル最高検察庁貯蓄銀行不正合同捜査団に召還されている。 【ソウル=ニューシス】
李明博大統領の実兄であるイ・サンドク(77)前セヌリ党議員が3日、最高検察庁に出頭した。 イ前議員は大統領府に向かって「胸が痛い」という意味深長な言葉を残した。
貯蓄銀行と企業体から数億ウォンを受け取った疑惑を買っているイ前議員は3日午前10時、ソウル、瑞草洞(ソチョドン)の最高検察庁に出頭し検察の調査を受けた。 濃いグレーの背広にネクタイを締めたイ前議員は‘心境’を尋ねる質問に「胸が痛い。誠実に答える」と話した。‘受け取ったお金を大統領選資金として使ったのか’という質問には「(検察に)行って話す」として言葉を慎んだ。 イ前議員は‘大統領の実兄として大統領府に一言言いたいことがあるか’という質問を受けるとすぐに「胸が痛いと言ったじゃないか」と繰り返した後、弁護人と共に最高検察庁舎11階の中央捜査部調査室へ向かった。
イ前議員が調査を受ける中央捜査部調査室は、イ前議員の長年の友人であるチェ・シジュン(75・拘束起訴)前放送通信委員長、自身の補佐官出身で‘MBマン’になったパク・ヨンジュン(52・拘束起訴)前知識経済部次官が被疑者身分で調査を受けた場所だ。 検察はイ前議員を相手にイム・ソク(50・拘束起訴)ソロモン貯蓄銀行長とキム・チャンギョン(56・拘束起訴)未来貯蓄銀行会長から受け取った5億ウォン余り、コーロングルーブから受け取った1億5000万ウォンの性格を集中追及する計画だ。
この日、最高検察庁前には貯蓄銀行被害者が出てきて「イ・サンドクを拘束せよ」「李明博は下野せよ」 等のスローガンを叫び示威を行った。 一緒にスローガンを叫んだ60代の女性は興奮に勝てず失神する場面もあった。 イ前議員に対する高い関心を反映するように最高検察庁ロビー前には100人余りの国内外記者たちが出てきて取材競争を行った。
パク・ヒョンチョル記者 fkcool@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/540727.html 訳J.S