原文入力:2012/04/30 20:07(1358字)
ソウル市、名簿・会議録公開
ソウル、瑞草区(ソチョグ)、良才洞(ヤンジェドン)の貨物ターミナル敷地の複合流通センター(パイシティ)にデパート、大型マートなどの大規模店舗を許容した2005年11・12月ソウル市都市計画委員会(都計委)会議の当時、クァク・スンジュン大統領直属未来企画委員会委員長(当時、高麗大教授)をはじめとして李明博政府の大統領室で初めての民政首席秘書官を務めたイ・ジョンチャン弁護士などが都計委委員として参加していたことが分かった。 当時<週間朝鮮>編集長だったシン・ジェミン前文化体育観光部次官も当時都計委委員だったが、ファイシティ関連事案が諮問案件として上がってきた11・12月の会議には参加していなかった。
30日<ハンギョレ>が情報公開請求を通じてソウル市から入手した当時の都計委名簿によれば、クァク・スンジュン委員長をはじめとしてシン・ジェミン前次官(当時<週間朝鮮>編集長),イ・ジョンチャン前民政首席(当時弁護士),シン・ヘギョン前大統領府秘書官(当時<中央日報>専門記者)等、李明博政府スタート以後の大統領府と政府で要職を引き受けた人々が多くいる。
シン・ジェミン氏は2006年末<朝鮮日報>を辞め李明博第17代大統領候補の大統領選挙キャンプに身を置き、メッセージ団長として演説文とインタビュー、祝辞、寄稿などを担当した。 彼は2010年8月に文化体育観光部長官に内定したが人事聴聞会で脱税・偽装転入・不動産投機疑惑などで辞退した経緯がある。 2005年都計委員中11・12月の会議には参加しなかったが、李明博政府スタート後初めての国土海洋秘書官を引き受けたシン・ヘギョン当時<中央日報>専門記者も目を引く。
当時、都計委委員長はチャン・ソクヒョ ソウル市行政2副市長(現、韓国道路公社社長)であり、チェ・チャンシク ニュータウン事業本部長(現ソウル、中区庁長)とキム・ヨンゴル都市計画局長などがソウル市の内部委員として参加した。 議論になったファイシティ案件が扱われた11・12月の2度の会議には彼ら以外にもカン・ジュンモ、キム・ジョンタク、パク・ウソ、ペク・ジュンホン、オ・キュシク、オ・ヨンテ、ウォン・ジェム、イ・インソン、チェ・マクジュン教授らが参加し、ソウル市議員の中ではソ・ジョンファ、ソン・チャンデ、チョ・チョンフィ、ハン・ウンヨン議員らがいた。
ソウル市はこの日午前、情報公開審議委員会を開きパイシティ案件を扱った都計委委員の名簿と会議録を公開することを決めた。 ただし会議録は発言当事者を匿名処理して公開した。 都計委はソウル都市計画細部施設変更、再建築事業などの地区単位計画案など市民財産権に密接な影響を及ぼす都市計画と関連した多様な案件を扱う。 行政2副市長をはじめとする市公務員4人とソウル市議員5人、民間専門家21人など30人で構成されている。
パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr
原文: 訳J.S