本文に移動

セヌリ 嶺南(ヨンナム)・江原(カンウォン)・忠北(チュンブク) 席巻…民主党 痛い敗北

原文入力:2012/04/11 23:11(1143字)

←11日夜、ソウル、永登浦区(ヨンドンポク)のセヌリ党党舎に用意された第19代国会議員選挙総合状況室で党役員が開票放送を見守っている。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr



57.1% 開票結果…ソウル・京畿(キョンギ)では民主党 勝利
70億をかけた放送出口調査、今回も予測失敗

 11日に行われた第19代総選挙でセヌリ党が予想に反して第1党になる可能性が高いことが分かった。

 この日夜11時現在、71.8%開票の結果、セヌリ党が125選挙区で先頭を走っていて第1党が有力視される。 民主統合党は109ヶ所、統合進歩党は6ヶ所、自由先進党は3ヶ所で先頭を走っている。

 大統領府の民間人査察および証拠隠滅行為、李明博大統領側近の相次ぐ不正とハンナラ党金入り封筒事件など大型悪材料にもかかわらず、セヌリ党が院内1党を占める場合、これを阻止できなかったことになる民主統合党のハン・ミョンスク代表らに対する責任論が強まるものと見られる。 当初予想した与小野大は射程外に消えたものと見られる。

 しかし112議席がかかったソウル・京畿(キョンギ)など首都圏ではセヌリ党が野党圏連帯候補らに大きく敗北すると見られ、半分の勝利に終わるものと見られる。 これに伴い、朴槿恵非常対策委員長は党内大統領選挙候補の椅子を確実にできる基盤を構築したが、本戦である大統領選挙で荒々しい挑戦に直面することになった。

 セヌリ党は夜10時30分現在、48議席がかかったソウルで先頭を走る選挙区は15に終わった。 64議席がかかった京畿道でも20ヶ所余りに留まっている。ホン・ジュンピョ前代表は早い時点で当選圏から遠ざかり、‘MBの男’イ・ジェオ(恩平(ウンピョン)乙)候補など与党の大物も二転三転し苦戦している。

 70億ウォンも投じたという放送3社の出口調査は今回も正確な予測に失敗し無用論が提起されるものと見られる。 出口調査ではセヌリ党が131~147議席、民主統合党が131~147議席できっ抗した接戦を行うと予想された。

 今回の選挙の出口調査はこれまでのどの時より標本数が多く的中する可能性が高いと予想された。 この間放送会社の出口調査は外れたケースが多く批判が強く、今回は放送会社が共同調査を実施することにしたものだった。

キム・ドヒョン先任記者 aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/527941.html 訳J.S