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"BBK ニセ手紙の黒幕はイ・サンドク、チェ・シジュン、MB相婿"

原文入力:2012/04/05 15:42(1498字)

←‘BBK偽手紙’の実作成者であるシン・ミョン氏が3日午後ソウル、瑞草洞(ソチョドン)、ソウル中央地検に出席し記者たちの相次ぐ質問を避けて庁舎に入っている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

 'BBK企画入国説'の根拠になった'偽手紙'代筆者シン・ミョン(51・歯科医)氏は5日手紙の黒幕として李明博大統領の兄であるセヌリ党イ・サンドク議員とチェ・シジュン前放送通信委員長、イ大統領の目上の相婿であるシン・キオク氏を繰り返し名指しした。

 シン氏はこの日午前MBCラジオ'ソン・ソクヒの視線集中'とのインタビューで「黒幕として知られた人を順に言うならばヤン・スンドク慶煕(キョンヒ)大行政室長とその上にキム・ビョンジン氏、シン・キオク氏、チェ・シジュン氏、イ・サンドク氏」と明らかにした。

 シン氏はこれらの人々を黒幕だと目星をつけた理由について「ヤン氏からこれらの人がみなハンドリングしているという話を聞いた」として「検察に行ったらこのようにしろとの内容がびっしりと書かれたA4 5枚のヤン氏の指示書も持っている」と説明した。 また「(関連がないならば)なぜ手紙が一面識もないホン・ジュンピョ前代表(当時ハンナラ党クリーン政治委員長)の手にあったのか」と話した。

 シン氏は'知らされていない背後勢力さもう一人いる'と主張してきたことと関連しては去る3日に検察調査で述べたと明らかにした。

 シン氏は「検察が知らされていない背後勢力についても質問した」として「私が直接見たことではないが情況上知っている背後を全て話した」と伝えた。

 それと共に背後論を提起したことと関連して「私を守るための証拠がある」として「裁判場に行くことになれば証拠を出すことができる」と強調した。

 続けて「私が代筆した手紙の原本はヤン氏から受け取ったが、他の人が書いたと推定される」として「その人が誰なのかは検察が捜査して探すことを願う」と付け加えた。

 これに先立ち去る2日に入国したシン氏は3日検察に被告訴人身分で出頭して14時間余りにわたり調査を受けた。 シン氏は当初5日、偽手紙の背後勢力と関連して記者会見を行う計画だったが「検察捜査を見守る」として会見を取り消した。

 企画入国説は2007年大統領選挙当時、盧武鉉政府がキム・キョンジュン(46・収監中)氏の入国を企画したとのことで、キム氏の米国収監同僚であるシン・ギョンファ(54・収監中)氏がキム氏に送ったという手紙をホン前代表が公開したことで論難が大きくなった。

 当時の手紙には「お前が '大きな家(本家)' とどんな約束をしようが私たちが利用されるさけ」という内容が書かれており、大統領府のそそのかしによりキム氏が入国したのではないかとの疑惑が提起された。 しかし検察による捜査の結果、手紙はシン・ギョンファ氏ではなく弟のシン・ミョン氏が代筆したものと発表された。

 この事件は刑務所に収監中のキム氏が昨年12月シン・ミョン氏兄弟を公職選挙法上名誉毀損疑惑で検察に告訴しなたことにより再点火された。 シン氏は先月ホン前代表にも虚偽事実公表の疑いで訴えられた状態だ。

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原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/526897.html 訳J.S