原文入力:2012/03/01 20:34(1705字)
←京畿道(キョンギド)龍仁市(ヨンインシ)、水枝区(スジク)、東川洞(トンチョンドン)の住民たちと龍仁進歩連帯会員たちが1日昼、京畿道、龍仁市、豊徳川洞(プンドクチョンドン)ロイヤルスポーツセンター交差点で韓-米自由貿易協定(FTA)の廃棄を要求し太極旗を手に持ち万歳を叫んでいる。 龍仁/イ・ジョンア記者 leej＠hani.co.kr
龍仁東川洞の住民たち 太極旗打ち振り‘路地デモ’
'己未独立宣言文’真似て '廃棄宣言文’朗読も
"FTAは暮らしの問題" ソウル・忠南(チュンナム)などにデモ拡散
三一節(サミルチョル)である1日昼、京畿道、龍仁市、豊徳川洞のロイヤルスポーツセンター交差点には緊張感が流れた。時計が正午を指すと空色の韓服外套を着た龍仁市、東川洞の住民キム・ドンハン(49)氏が懐に入れてきた大型の太極旗を取り出して打ち振った。「大韓独立万歳!」 道の向かい側でキム氏を見ていた町内住民200人余りは‘1%のための韓-米FTAを廃棄せよ’と書かれた手立て札と太極旗を持ち万歳を叫んで横断歩道を渡った。住民たちが一ケ所に集まるやキム氏は「約100年前の今日、うちの祖父・祖母は失った国を取り戻すために命をかけたが、今わが国は主権を自ら外勢に渡している」として「韓-米FTAを阻めなければ経済主権、司法主権を失うことになる」と主張した。 発言を終えたキム氏が‘韓-米FTA廃棄万歳’を叫ぶと住民たちも共に万歳三唱をした。
この日の集会は韓-米FTA廃棄のために昨年12月から町内で4回の路地デモを行った京畿道、龍仁市、東川洞の住民、一週間に一回ずつ地下鉄盆唐(プンダン)線、竹田(ジュクジョン)駅前で署名運動をしてきた‘龍仁進歩連帯’、京畿道、城南市(ソンナムシ)、野塔洞(ヤタブドン)でろうそくデモを行った住民らが三一節をむかえ一緒に開いたものだ。
この日集会で‘己未独立宣言文’を真似た‘韓-米FTA廃棄宣言文’を朗読したキム・ギョン(40・城南市、亭子洞(チョンジャドン))氏は「フェイスブックを通じて韓-米FTA廃棄に共感する方々と会い、去る1月から野塔洞でろうそくデモを行ってきた」として「町内住民と共に行う路地デモは韓-米FTAが生活の問題であることを共感し、総選挙でも韓-米FTAに反対する地方区国会議員を選ぼうという意見を集められるという点で意味ある生活政治運動だと考える」と話した。
龍仁市、上峴中学校3年ペク・ウンジョン(15・龍仁市)、さんは「町内演劇サークル‘ドンドン’団員らと共に出てきた」として「韓-米FTAを廃棄して1%のための国でなく99%のための国を作りたくて集会に参加した」と話した。
この日集まった住民たちは龍仁市、豊徳川洞一帯を行進した後、25日に清渓山で開かれる‘韓-米FTA廃棄のための登攀デモ’で再び会うことを約して午後2時頃に解散した。
韓-米FTA廃棄を要求する路地デモの拡散のために各地域の住民たちに会っているハン・ドンゴン(52・龍仁市、東川洞)氏は「龍仁市、東川洞路地デモを扱った<ハンギョレ>報道(2011年12月12日付10面)以後、一緒にやろうという町内が多くできた」として「現在、ソウル、麻浦区(マポグ)ソンミ山マウル、ソウル、冠岳区(クァナクク)、忠南(チュンナム)、瑞山(ソサン)など10余りの地域で路地デモを実施中、または今後実施する予定だ」と伝えた。
ソウル、冠岳区で路地デモを準備しているソン・ギョンヨン神父は「路地デモの趣旨が良いので冠岳区住民たちも一緒に参加することにした」として「2日から新林(シルリム)交差点などで毎週金曜日ごとに路地デモを行う予定」と明らかにした。
チョン・ファンボン、イ・チュンシン記者 bonge＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/521632.html 訳J.S
