原文入力:2011/12/29 22:40(756字)
クォン・ヒョクチョル記者
ソウル市、長期修繕を通じた管理強化…再建築 減る公算
ソウル市がアパート‘生涯周期管理’を本格推進する。20~30年も経てば古くなり再建築が避けられなかったアパート寿命をヨーロッパのように50~100年に増やし安全な住居環境を作るために竣工から撤去までアパートを管理するということだ。
市は住宅法令上は義務だが、この間有名無実だった長期修繕計画と長期修繕引当金の執行現実化を3段階に分けて推進すると29日明らかにした。 これに伴い、アパートの寿命が延びて再建築が減るものと見られる。
市は生涯周期管理1段階として来年から入居者代表会議と管理所長教育、共同住宅専門家派遣などを行う計画だが、2013年には2段階として長期修繕計画樹立基準とマニュアルを用意し普及させ、アパート長期修繕専門委員会を運営・支援する方針だ。 また、3段階としては2014年以後、市が20%を出捐する条件で長期修繕引当金の基金化を推進し、合理的管理体系を整え基金が効率的に運用されるようにする予定だ。
市関係者は「アパート生涯周期管理政策は市が去る7月の豪雨で浸水したアパート団地を点検した結果、長期修繕計画による維持保守がまともになされていなかったことが明らかになり、推進することになった」として「長期修繕計画は10~20年後を見通してその期間の修繕に必要な施設および修繕周期、それにともなう所要経費を予測して樹立する計画」と明らかにした。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S