原文入力:2011/12/13 08:41(1793字)
ソン・ヨンチョル記者、ソンチェ・ギョンファ記者
ハンナラ党議員総会 激論
非常対策委‘権限’陣痛…
刷新派、13日議員総会で表決提案
3選以上 重鎮懇談会では "朴槿恵前代表に全権渡そう"
←ファン・ウヨ ハンナラ党院内代表(中)が12日午後、国会で開かれた議員総会に参加するため予算決算委会議場に入っている。 カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr
ハンナラ党が12日、朴槿恵前代表を中心とする非常対策委員会(非常対策委)に党最高議決機構である最高委員会の権限を付与することにし、来る19日頃に全国委員会を開きこれを議決することにした。 だが‘来年4月総選挙前に再創党をしよう’という刷新派などの主張と‘非常対策委で総選挙まで行おう’という親朴槿恵系などの意見が対抗し、13日に再び開かれる議員総会でも論難が予想される。ひとまず12日の議員総会では再創党論が多数を占めた。
3選以上の党重鎮議員はこの日午前、ファン・ウヨ代表権限代行が主宰した懇談会でパク前代表が全権を握る非常対策委を構成することで意見を集約した。 ファン・ヨンチョル院内スポークスマンは 「今の非常状況ではパク前代表が全権を行使できるよう力を集めた方が良いという意見が多かった」として「非常対策委が最高委員会の権限を委任されるよう党憲・党規を直そうということにも共感した」と話した。この集いのにはチョン・モンジュン前代表やイ・ジェオ議員は参加しなかった。
しかし午後に開かれた議員総会では‘パク前代表非常対策委体制に再創党の有無なども含めて全てを任せなければならない’という意見と‘非常対策委が再創党をするよう釘を刺さなければならない’という刷新派が激しい論争を行った。議員総会発言者33人の内、多数を占める21人が再創党が必要だという意見を出した。
親パク陣営と一部重鎮はパク前代表がきちんと党を刷新するには、4月の総選挙公認まで全党大会をせずに‘朴槿恵式刷新’をできるようにしなければならないと主張した。ユン・サンヒョン議員は「非常対策委の活動時期や権限を限定するなどの条件を付けない方が良い」として 「パク前代表に非常対策委員長を引き受けて欲しいと言うなら、白紙状態で絵を描けるようにすることが当然な道理」と話した。アン・サンス前代表など一部重鎮議員も「再び全党大会を行えば、分党水準の分裂に達しかねない」として来年4月の総選挙後の全党大会を主張した。だが、チョン・ドゥオン、キム・ソンシク、クォン・ヨンジン議員など首都圏中心の再創党刷新派は声明まで持ち出し‘4月総選挙前再創党’を強く要求した。チョン・テクン議員は議員総会で「パク前代表が非常対策委を引き受けた後に党を解散し再創党しなければならない」と話した。クォン・ヨンジン議員は午前ラジオ インタビューで「非常対策委を総選挙まで引きのばそうという言葉が(親パクから)出ているようだが、それは忠臣ではなく奸臣がすること」とし「党権を掌握し既得権を維持しようとする貪欲な人がいるなら、すぐにも朴槿恵式刷新の1次対象にならなければならない」と親パク系を批判した。チョン・ドゥオン議員など刷新派はこの日夕方別に会い、非常対策委で再創党するか否かを13日の議員総会で表決で決めることを提案することにした。
刷新派とは異なるが党権挑戦意思があるチョン・モンジュン前代表は「非常対策委は正常な指導部が誕生するよう助ける役割だけをしなければならない」と話した。親パク陣営の中でも「全党大会を開く雑音を出さずに全権を得る方法」という意見がある。
しかしパク前代表は最近言論インタビューで「新党ではないが再創党水準で党が変わらなければならない」と明らかにし再創党には否定的だ。ただし、親パク内部ではパク前代表がひとまず非常対策委を引き受けた後、来年1月頃に全党大会を開く折衷案を考慮できるという気流も感知される。 ソン・ヨンチョル、ソンチェ・ギョンファ記者 sychee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/509824.html 訳J.S