登録 : 2015.08.25 05:50 修正 : 2015.08.26 09:35

キム・グァンジン大統領府国家安保室長が25日明け方、大統領府で南北高位級接触共同声明文を発表している。左はホン・ヨンピョ統一部長官=イ・ジョンヨン先任記者//ハンギョレ新聞社

 22日に始まった南北高位級接触が昼夜を問わず3日間続いた末、劇的な妥結を得た。地雷爆発に対する遺憾と拡声器中断などの懸案だけでなく、南北双方が離散家族面会の合意まで実現させたのは評価できる進展だ。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領は24日、「先週末に板門店(パンムンジョム)で開かれた南北高位級当局者接触で二夜明かして議論され、現在は合意の仕上げのために議論が続いている」と明らかにした。会談状況が全く公開されない中、大統領は「合意仕上げ」という表現を使い相当な進展を予告した。キム・グァンジン大統領府国家安保室長とファン・ビョンソ北朝鮮人民軍総政治局長を首席代表にする南北代表団は、23日午後3時30分に二度目の接触を始めた後、休まず24日まで会談を続けた。先に会談を中断させたことへの非難は避けねばならない双方の事情を考慮しても、妥結に対する展望なしには出しにくい会談の内容だった。

 最も難しい事案は、地雷爆発事件など挑発に対する北側の責任ある態度と、南側の対北拡声器放送中止問題にあった。朴大統領は24日、「何度も繰り返されてきた挑発と不安状況を断ち切るためには(北側の)明確な謝罪と再発防止が必要だ」と明らかにした。北側が最も重視する拡声器放送中止問題に対する前提条件を再び強調したのは、地雷事件と砲撃とは関係ないと主張してきた北側が終盤まで責任を認めなかったためと考えられる。会談が妥結したのは、いかなる方法であれ北側が態度を変えたことを意味する。南側もこれを契機に南北関係全般で今後も柔軟に北側を説得する必要がある。

 他の懸案においても難航の末に共感を用意することができた。政府は離散家族面会の再開問題を優先的に提起し、北側は対北ビラ散布抑制や5・24措置解除、金剛山(クムガンサン)観光再開など幅広い内容を提示したに違いない。これらの事案は相互の交渉で妥協が可能であり、結局、様々な形態で組み合わせながら双方が交渉したことになる。今回、5・24措置解除や金剛山観光再開などは合意に至らなかったが、秋夕(中秋節=9月27日)頃の離散家族面会に合意し、今後も事業を進めることにしたのは大きな成果だ。これからは会談を定例化する問題も重要となる。キム・グァンジン国家安保室長とファン・ビョンソ総政治局長を首席代表とする今の「2+2会談」の他の枠組みも検討するに値する。

 今回の会談が決裂していたら朝鮮半島の緊張を鎮めるのは容易ではなかった。南北が当局者会談の開催を通じ再び向き合う機会を得たこと自体、意味が大きい。民間交流活性化も重要だ。南北は当面の懸案だけでなく、南北関係全体を念頭に置いた大局的な決断を下し、今後の首脳会談まで推進する方向で積極的に対話することを望む。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-08-25 02:58

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/705864.html" target="_top">http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/705864.html訳Y.B

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