欧州が主導し、韓国が参加する「ホルムズ海峡における航行の自由に関するイニシアティブ」をめぐり、イランの外交当局者が鋭い批判を浴びせた。
イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は18日(現地時間)、ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)への投稿で、「ああ、あの『国際法』のことか。欧州連合(EU)が他国を説教するために持ち出したが、米国とイスラエルの侵略戦争は密かに容認し、イランに対する蛮行には目をつぶる、あれのことか」と記した。さらに「説教はやめよ。欧州は主張する内容を実践することに慢性的に失敗しており、彼らのいう国際法は極度の偽善へと変質した」と指摘した。
英仏は同日、パリのエリゼ宮で、49カ国と2つの国際機関が参加する中、「ホルムズ海峡における航行の自由に関するイニシアティブ」のオンライン会合を共同主催した。李在明(イ・ジェミョン)大統領も「海峡内の航行の自由を保障するために実質的な貢献をする」と述べ、海峡の安全確保のために結成される多国籍軍に参加する意志を明らかにした。
バガイ報道官は「いかなる国際法の規定も、イランが自国に対する軍事攻撃にホルムズ海峡が利用されることに対して必要な措置を講じることを禁じていない」と批判した。また「ホルムズ海峡での『無条件の通航』? 米国の軍事資産が海峡のすぐ手前まで進入した瞬間、そのような虚構は色あせてしまう」と書いた。前日、欧州連合(EU)のカヤ・カラス外務・安全保障政策上級代表はXへの投稿で、「国際法に基づき、ホルムズ海峡のような航路の通行は、必ず通航料なしで開放されなければならない」とし、「これが、今日の海峡再解放の要求で指導者たちが明確に表明したことだ」と綴った。さらに「いかなる形態の通航料徴収制度も、国際海上航路に対する危険な先例を作り出すことになる」とし、「イランは通航料を徴収しようとするすべての計画を廃棄すべきだ」と要求した。