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「展示中断」された平和の少女像、SNSで「小さな少女像」として復活

登録:2019-08-09 06:52 修正:2019-08-09 07:55
「独りにしない」SNSで今年初めから始まる 
トリエンナーレ展示場で撮った写真も掲載される 
「ガソリンを持ってお邪魔する」脅迫のファックスを送った男性を逮捕 
「あいちトリエンナーレ2019」に展示された「平和の少女像」のそばの椅子の上に置いて撮った小さな少女像=SNSよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 日本最大規模の国際芸術祭である「あいちトリエンナーレ2019」で「平和の少女像」(少女像)が開幕から3日後に展示中止されたことをめぐり、波紋が広がる中、日本の市民がミニチュア少女像を撮影した写真をSNSに掲載し、共有する運動が注目を受けている。

 日本の市民団体である「韓国併合100年東海行動」は今年初めから、「小さな『平和の少女像』を広げるキャンペーン」を行っている。キャンペーンの参加者らが、ミニチュアの少女像と写真を撮り同団体に送れば、フェイスブックやブログに掲載する。これまで120枚の写真が集まった。

 同団体は、キャンペーンへの参加を希望する人に作品費用だけ受け取り、小さな平和の少女像を送ることも行っている。キャンペーンの趣旨が少しでも多くの日本人が少女像に触れるようにすることだからだ。ミニチュア少女像は横と縦それぞれ13センチメートルで、持ち運べる程度に小さいものだが、在韓日本大使館の前に置かれた平和の少女像と同じ形だ。

 市民たちは自宅前や旅行先、バスの中、コンサート会場で撮った写真などをこの団体に送った。少女像が出品された「表現の不自由展・その後」の企画展示の最後の日となった今月3日に、少女像の隣にミニチュア少女像を載せて撮った写真が、フェイスブックに7日に掲載されたこともあった。同団体は広報映像で、「二度と(少女像と慰安婦被害者を)独りにしない。ハルモニ(おばあさん)たちの話が広がり、多くの人が連帯してほしい」と明らかにした。「不幸な歴史に向き合い、二度とこのようなことが繰り返されないことを祈る」という内容も含まれた。

タンポポのそばに置かれた少女像=SNSよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 一方、大衆的に広く愛されている日本の代表的な現代美術家である奈良美智氏(60)が、「平和の少女像」が出品された「表現の不自由展・その後」の企画展が中断されたことを批判する意味を伝え、大統領弾劾を貫いた市民の力に言及し、「韓国はいい国だと思った」と綴った。

 ツイッターで自身を「☆NO WAR! NO NUKES! LOVE & PEACE! ☆ 」と説明している彼は、今月3日の「表現の不自由展・その後」の展示中止以来、「愛知県で強制撤去させられた平和の少女像。よくわからないニュースだと思った若い子。必読」というツイートや、主宰側の愛知県に「表現の不自由展・その後」に関する脅迫ファックスを送っていた容疑である男性が逮捕されたという記事もリツイートし、検閲を批判するメッセージを添えた。彼は天真爛漫で反抗的な表情の幼い少女や猫のような可愛い動物を描き、全世界で愛されている。

東京/チョ・ギウォン特派員、イ・ジュヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/905049.html韓国語原文入力:2019-08-08 20:34
訳H.J

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