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トランプ大統領「承認」発言で物議醸してから「北朝鮮との関係は良好」

登録:2018-10-13 01:45 修正:2018-10-13 06:45
「安保ただ乗り論」主張し再び韓国を批判
ドナルド・トランプ米大統領が11日、ホワイトハウスで「人身売買対応省庁合同タスクフォース」会議と関連して演壇に立ち、娘のイバンカ氏から紹介されている=ワシントン/EPA 聯合ニュース

 ドナルド・トランプ米大統領が11日(現地時間)、在韓米軍の防衛金問題について、再び不満を示した。前日、「韓国は米国の承認なしには対北朝鮮制裁を解除しないだろう」と述べたのに続き、韓国に対する圧迫を続けたのだ。

 トランプ大統領は同日、FOXニュースとの電話インタビューで、貿易赤字問題を取り上げ、「貿易協定だけではなく、恐ろしい軍事協定もある」と述べた。「我々は日本やサウジアラビア、韓国のような豊かな国を保護しているが、彼らは我々に金を払っていない。実際、それはとんでもないことだ」とし、「我々は世界を保護しているのに、彼らはその費用を払っていない」と述べた。

 トランプ大統領は9日にも、アイオワ州の中間選挙支援遊説で、韓国に配置されたTHAAD(高高度防衛ミサイル)の費用を米国が支払ったとし、THAADを米国に回収するよう指示したと公開した。このような発言は今月末、ワシントンで開かれる第50回韓米安保協議会議(SCM)を控えて出たもので、防衛費分担金交渉で韓国を圧迫する要素になるとみられる。

 トランプ大統領はまた同日、「(北朝鮮と)関係が良好だ」とし、朝米関係の改善を自身の業績として強調した。彼はFOXニュースとのインタビューで、「戦争になると思ったが、我々は今本当に良好な関係を持っている」と述べた。彼は「我々が成し遂げたことを見ろ。ミサイル発射もなく、核実験も何もない」と述べた。

 彼は7日に平壌で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に会ったマイク・ポンペオ国務長官に対しても、「それは変化だったし、彼は素晴らしかった。彼はスターだ」と持ち上げた。ポンペオ長官の4度目の訪朝結果を重ねて評価したということだ。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/865583.html韓国語原文入力:2018-10-12 20:44
訳H.J

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