王毅・中国外交部長が2~3日に北朝鮮を訪問する。4・27南北首脳会談の結果を聞くためと見られる。
中国外交部の陸慷報道官は30日「王毅外交部長が5月2日から3日まで北朝鮮を訪問する。リ・ヨンホ北朝鮮外相の招請によるもの」と発表した。
王部長は4・27南北首脳会談で合意した朝鮮半島の「完全な非核化」と停戦協定を平和体制に転換する問題を議論すると見られる。南北首脳は「板門店(パンムンジョム)宣言」で「今年終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に切り替えるために南・北・米の3者、または南・北・米・中の4者会談を積極的に推進する」と明らかにした。中国は、朝鮮戦争の直接当事国なので、南北が終戦宣言をし平和協定を締結するには中国の同意と協力が必須だ。
王部長の訪朝が決定されたことにより、中国は外見上は韓国でなく北朝鮮を通じて今回の首脳会談の結果を聞く形を取ることになった。王部長は先月3日に北京に立ち寄ったリ・ヨンホ北朝鮮外相と会談したのを含め、最近リ外相と何回も接触した。今回の訪朝は、2013年外交部長就任以来初めてだ。王部長は、習近平国家主席の北朝鮮答礼訪問など、朝中二者の懸案についても議論する可能性がある。一部では、5月になされると見られる朝米首脳会談後に習主席が北朝鮮を訪問すると見ている。
一方、日本の河野太郎外相は30日に中東歴訪中のマイク・ポンペオ米国務長官に会うためにヨルダンのアンマンに行った。共同通信は河野長官がポンペオ長官と共に北朝鮮の「完全で検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を成し遂げるために最大の圧力を維持することで意見の一致を見たと伝えた。河野外相は、ポンペオ長官から4月初めに平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長に会った状況を伝え聞き、日本人拉致問題の解決に対する協力を頼んだという。河野外相は「朝米首脳会談への対応方針を調整した」と話した。
河野外相は、南北首脳会談前からポンペオ長官との会合を急いでいたが、南北会談の翌日の28日にアンマンに到着した。ポンペオ長官は当初約束なしに訪ねてきた河野外相に会ったと伝えられた。