クウェートが北朝鮮大使に1カ月以内の出国を通告したと、AFP通信が17日付で報じた。また、外交関係も格下げすると宣言した。メキシコとペルーに続き、北朝鮮大使に対する3番目の出国措置だ。
クウェート外交関係者は同日、「本国駐在の北朝鮮関係者が大使職務代行1人と外交官3人に縮小される」として、このように明らかにした。また、北朝鮮住民に対するビザ発給を中止し、航空便と交易も全て中断することにした。クウェートで働く北朝鮮労働者たちの居住証も更新しない方針も明らかにした。クウェートには現在、北朝鮮労働者約2千人が滞在しているという。
これはクウェートのシェイク・サバーハ・アル=アハマド・アル=ジャービル・アル=サバーハ首長が米国を訪問してから10日後に下された決定だ。これに先立ち、マイク・ペンス米副大統領が南米諸国に対し、北朝鮮を孤立させるよう圧迫してから、メキシコとペルーも北朝鮮大使に出国を通告した。北朝鮮との貿易規模で第5位のフィリピンは8日、北朝鮮との貿易関係を全面中断することにした。