登録 : 2017.08.17 23:09 修正 : 2017.08.18 07:22

ホワイトハウス首席戦略官「人命被害のため兵力投入は排除」 
「朝鮮半島の問題は副次的…中国との経済戦争が最も重要」強調

スティーブ・バノン・ホワイトハウス首席戦略官//ハンギョレ新聞社
 ドナルド・トランプ米国大統領の最側近であり、極右的性向といわれたスティーブ・バノン・ホワイトハウス首席戦略官が、北朝鮮の核・ミサイルの脅威と関連して「軍事的な解決策はない。それは忘れてしまっていい」と話した。

 バノン氏は16日(現地時間)に掲載された進歩的性向のオンライン・メディア「アメリカン・プロスペクト」とのインタビューでこのように明らかにした後、「誰かが(戦争開始の)最初の30分で通常兵器による攻撃で1千万人のソウル市民が死なないという方程式を解かない限り、軍事的な解決策はない」と強調した。彼は中国が検証可能な査察を通じて北朝鮮の核増強を凍結させる代わりに、米国は朝鮮半島から兵力を撤退する内容で中国と交渉を考慮することもできるとしながらも、「そのような交渉は遠い未来の話と思える」とし、実現の可能性は低いと見ている。

 バノン氏は中国の知的財産権侵害に対するトランプ大統領の調査命令で触発された中国との貿易摩擦については「我々は中国との経済戦争をしている。私には中国との経済戦争が最も重要だ」とし、「我々は熱狂的にここに集中しなければならない」と語った。彼は「我々が引き続き(経済戦争で)負けるならば、5年で遅れを取ることになる。私の考えでは、10年で我々がもう回復できない変曲点を打つことになるだろう」と話した。自らを「経済的国粋主義者」と自称するバノン氏は「我々二者(米国と中国)のどちらかだけが25年か30年後に覇権国家として残ることになるだろう」とし、「我々がこの道で倒れたら、中国が覇権国になるだろう」と話した。彼は米中間の覇権競争という観点からすると「朝鮮半島で彼らが(北朝鮮の核問題などで)我々をつついているが、それはただの副次的な問題にすぎない」と付け加えた。

 バノン氏は中国の知的財産権の侵害や強制的技術移転要求など不当な慣行に対する調査に着手したのは、単なる「第一歩」にすぎず、今後中国産の鉄鋼とアルミニウムのダンピング問題に対する提訴が行われるだろうと明らかにした。ホワイトハウスの同僚たちと衝突しているといわれるバノン氏は、他の補佐陣と「毎日戦っている」とし、衝突説を認めた。

 極右メディアの「ブライトバート・ニュース」を創刊したバノン氏は、最近バージニア州シャーロッツビルの流血デモの直後、トランプ大統領に「白人至上主義者らを厳しく非難しないように」と誤った助言をしたことをきっかけに更迭説に追われもした。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-08-17 22:09
http://www.hani.co.kr/arti/international/america/807198.html 訳M.C(1242字)

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