登録 : 2016.12.08 22:08 修正 : 2016.12.09 14:54

米真珠湾攻撃75周年迎え、独特な分析 
「攻撃機能を排除し、防御だけに集中して一家を成した」 
強化された自衛隊、日米同盟に後押しされ活動範囲を全世界に

海上自衛隊の主な兵器//ハンギョレ新聞社
 日本自衛隊の戦力はどの位の水準に達しているだろうか。

 米国のCNN放送が8日、日本の真珠湾攻撃75周年を迎え、「米海軍の歴史で最も壊滅的だった(真珠湾)攻撃以来、75年間で日本は世界で最高水準の軍事力を備えることになった」という専門家たちの見解を紹介し、日本が高水準の軍事力を手に入れることができた秘訣を伝えた。

 放送によると、日本の自衛隊が軍事力を強化できた理由は、皮肉にも武力の使用を防御を目的したものに限定した日本の平和憲法だった。CNNがその代表的な事例として示したのは、海上自衛隊の潜水艦戦力だ。米国の潜水艦は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など攻撃のための兵器を搭載するために構造が複雑で、建造費用が莫大にならざるを得ないが、日本は攻撃のための兵器を最小化して防御にだけ集中する潜水艦開発に力を注いだ。

 このような“防御への集中”によって開発された小型潜水艦は、騒音を最低レベルに抑制したステルス機能を備えている。同放送は「第2次世界大戦後、米国は日本に『武力は自国を防衛するためだけに使わなければならない』という憲法を制定させた。しかし、こうした制約がむしろ日本の戦力をさらに強化するのに役立った」と指摘した。

 ジョン・クエン米陸軍指揮参謀大学教授は、自衛隊の現在の水準について「空軍であれ海軍であれ日本は世界のどの国にも(軍事的に)対抗できる戦力」との見解を示した。特に、海上自衛隊は米海軍に次ぎ、世界2~3位水準の戦力を保有していると評価される。

 日本政府は、海上自衛隊の戦力をさらに強化している。2013年12月に確定した防衛大綱で、現在48隻の護衛艦の数を54隻(このうち、イージス艦6隻→8隻)、潜水艦は16隻から22隻に増やすことにした。特に目を引くのは、長さ248メートル、幅38メートル、基準排水量約1万9500トンに達する「いずも」など軽空母の戦力だ。日本は昨年3月「いずも」を実戦投入したのに続き、2番艦の「かが」を建造中だ。「日本の安全保障ウオッチ(Japan Security Watch)」編集者カイル・ミゾカミ氏(軍事評論家)は、日本の海上自衛隊の戦力が世界5位の水準だと分析した。

 CNNが注目したもう一つの理由は、トヨタや三菱に代表される世界最高水準の日本の製造業だった。クエン教授は、日本がF35の生産を引き受けることになれば、米国が作った原型より任務遂行に適した機体に改善できるだろうと予想した。日本は韓国とは異なり、導入が決定された42機のF35A機体のうち4機のみ完成品を輸入し、残りの38機は日本国内で組立作業を行う。ロッキード・マーティンは、昨年12月、三菱重工業の小牧南工場でF35の組み立て作業が始まったと明らかにした。

東京/キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-12-08 17:53
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/773879.html 訳H.J(1338字)

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