登録 : 2016.10.25 00:21 修正 : 2016.10.25 07:03

中朝国境共同委員会会議に出席するため 
5回目の核実験以後、初の高官級訪問 
国連対北朝鮮制裁案について協議するかに注目

ユン・ビョンセ外交部長官(右)が2014年2月22日午後、ソウル鍾路区の外交部庁舎で、劉振民・中国外交部副部長の表敬訪問を受けて握手を交わしている=資料写真//ハンギョレ新聞社
 劉振民・中国外交部副部長(外務次官)が24日、北朝鮮を訪問した。中国高官の訪朝の事実が外部に公開されたのは10カ月ぶりのことだ。

 劉副部長が率いる代表団は飛行機で平壌(ピョンヤン)に到着しており、空港では北朝鮮外務省関係者などが彼らを出迎えたと「共同通信」が平壌発で報じた。北朝鮮の「朝鮮中央通信」は、彼らが同日、万寿台(マンスデ)丘の金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)の銅像に献花し、朝中国境共同委員会第3次会議に出席する予定だと伝えた。中国では「連合委員会」と呼ばれるこの委員会では、国境管理関連の実務協議が行われるものとみられる。朝中は1962年に条約を結び、鴨緑江(アムノッカン)・豆満江(トゥマンガン)水域と白頭山(ペクトゥサン)一帯に国境を確定した。その後、実務協議は公開しない場合が多かったため、今回のように協議事実を公開するのは極めて異例と評価される。

 会議の名称から見て今回の協議は定期協議の性格を帯びているが、最近、咸鏡北道の水害で生じた河床の変化による境界線問題が議論される可能性がある。「朝中国境条約」は、河川の中間線を基準に国境を分けるのではなく、水面幅全体を境界の基準としており、河川全体の共同管理及び共同使用を明らかにしている。これについては国境をめぐる争いを遮断するためと分析されている。歴史的に洪水などで流れが変わると、国境地域の河川の境界問題が国境紛争に飛び火する場合が多かったことを意識したということだ。

 劉副部長の訪朝は、今年2月に北朝鮮核問題に関連した6カ国協議の中国側首席代表である武大偉・朝鮮半島事務特別代表が北朝鮮を訪問して以来、初めて確認された中国高官の北朝鮮訪問だ。先月の北朝鮮の5回目の核実験以来、初めてでもある。今回の訪朝を機に、現在国連で議論されている新たな対北朝鮮制裁決議案に関連した協議が行われる可能性もあるとみられている。劉副部長は2014年2月、北朝鮮と韓国をそれぞれ4日間と3日間にわたり相次いで訪問し、朝鮮半島情勢の緩和及び非核化などについて議論した。

 しかし、中国外交部内で武大偉代表の「北朝鮮の核(問題)ライン」や、最近、韓国を訪問した孔鉉佑・部長助理(次官補)の「2カ国ライン」ではなく、主に東南アジア諸国連合(ASEAN)など多国間外交を担当する劉副部長が出たことから、北朝鮮の核問題については協議しないだろうと予想する専門家もいる。

 同日、韓国外交部は記者団に資料を配布し、「劉副部長の訪朝についてはすでに知っており、中国外交部から訪朝の事実について説明を聞いた」とし、「中朝国境問題について協議することに主な目的があるようだ」と明らかにした。しかし、共同通信の報道直後に接触した外交部や駐中韓国大使館当局者は「初耳だ」、「事前に知らされていなかった」、「把握してみなければならない」などと話しており、外交部の公式立場とは多少異なる反応を示した。

 一方、リ・スヨン北朝鮮労働党中央委員会副委員長は、ベトナムとインドネシア訪問のために同日、飛行機で平壌を出発して北京に到着した。リ副委員長は28日からベトナムで開かれる第18回世界共産党・労働党国際会議などに参加するものと見られる。

北京/キム・ウェヒョン特派員、キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2016-10-24 21:31
http://www.hani.co.kr/arti/international/china/767105.html 訳H.J(1496字)

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