登録 : 2016.05.29 23:04 修正 : 2016.05.30 16:21

環球時報「米ロと数量的に大差 
国家安保のために能力増強が必要」 
核潜水艦常時配置不可避論

国家別の保有核弾頭数//ハンギョレ新聞社
 北朝鮮の4回目の核実験とこれに伴う米国の朝鮮半島へのTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備の動き、そして東・南シナ海での軋轢に関連した米日の同盟強化などに刺激された中国で、核潜水艦の活動増大など、核能力の強化が必要とする主張がされている。

 環球時報は28日付社説で「中国の核兵器の数量が米国やロシアとの差が大きいことから、中国は国家の安全を保護するために核能力を増加させる十分な正当性がある」と主張した。同紙はまた「大国間で力量差が大きい状態より、バランスが取れている方が平和の実現に役立つということを歴史は証明している」とし「中国の大衆は、中国の核兵器がより多く、生存能力への信頼が高く、防御力がより先進的になることを願っている」と付け加えた。

 こうした主張は最近、中国の核潜水艦が初めて太平洋に投入されると見られるとの西側メディアの報道に対する「返答」とも見られる。英紙ガーディアンは、最近中国当局が米国からの圧迫のため「核抑止力」の強化を目的に核潜水艦カードをちらつかせていると、中国軍官僚の話を引用して26日報道した。同紙はその背景として、今年3月に米国による朝鮮半島への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の動きが本格化したことと、中国を1時間以内に打撃できる極超音速グライドミサイルを米国が開発した事実などを提示した。

 中国は伝統的に「先制核攻撃は絶対にしない」として「抑止用核」を強調してきたが、陸上発射に依存している現在の核兵器システムは現代の核戦争に不適当で、「抑止機能」を発揮できないと憂慮していると見られる。環球時報は「核潜水艦はその隠蔽性と生存能力に優れ、国連安全保障理事会常任理事国のうち中国を除く4カ国はすべて配備している」として「中国が核潜水艦の常時配置を行うことは必然」と述べた。

 だが、核潜水艦が実践配備されれば「抑制用」という中国の核の基本概念も変化が避けられない展望だ。中国は核弾頭と発射体を別々に保管する「最高指導部の統制」を強調してきたが、核潜水艦は核弾頭と発射体を一体で備えなければならない。また、中国の核潜水艦配備は、太平洋および北東アジア地域を一触即発状態に追い込みかねないという指摘もある。中国人民大のウルチャン教授は「領有権紛争が存在する南シナ海で展開されている米中の潜水艦作戦が緊張を高めるおそれがあると警告した。

北京/キム・ウェヒョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-29 20:03
http://www.hani.co.kr/arti/international/china/745930.html 訳J.S(1174字)

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