在米韓国人同胞が米ニューヨーク・タイムズ紙にバラク・オバマ米国大統領に朝米平和協定の締結に立ち向かうことを促す内容の広告を掲載した。
「朝米平和協定を望む在米同胞」と名乗る彼らは、同紙15日付5面に「オバマ大統領に送る公開書簡」と題した全面広告で「韓国系アメリカ人がオバマ大統領を選挙で支持した主な理由の一つは、大統領に当選すればキューバや北朝鮮のような国々と対話と交渉をすると繰り返し明らかにしたため」と明らかにした。彼らはオバマ大統領が昨年末キューバとの関係正常化を宣言し、孤立と制裁というやり方が通じずキューバ政権が持続してきた点を主な理由として言及したことを指摘し、「なぜ北朝鮮に対しては同様に見ないのか」と尋ねた。 彼らはオバマ大統領が北朝鮮に対して取ってきた“戦略的忍耐”政策と関連して、「これはただ北朝鮮が国民の福祉を犠牲にしながら強力な国防態勢を維持することに正当性を与えることになるだけ」と主張した。 また、オバマ大統領に「米軍統帥権者として軍事問題、特に北朝鮮国境付近でしばしば実施されている韓国との合同軍事訓練は統制できること」とし「この軍事訓練は縮小または廃止しなければならない」と主張した。