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極右教科書に対抗して…日本 人里離れた島の村が勝利

登録:2014-05-21 23:45 修正:2014-05-22 05:56

沖縄県竹富町
‘新しい歴史教科書をつくる会’系列の社会教科書反対闘争
3年にわたる戦いの末に教科書選定権を獲得

 日本、沖縄県竹富町が極右教科書を拒否して、自分たちが望む教科書で子供たちに教えられることになった。 人口3900人の人里離れた島の村が、3年にわたる中央政府との対決で勝利したのだ。

 沖縄県教育委員会は21日、所属教科書採択地区である‘八重山地区’が指定した保守指向の中学校公民教科書を拒否し、独自に採択した教科書を使ってきた竹富町を八重山教科書採択地区から分離する方案を決めた。 これに伴い竹富町傘下の学校は独自に教科書を選定し使用できることになった。

 日本は学校別に教科書を選定する韓国とは違い、いくつかの地方自治体が集まって教科書採択地区を構成し、そこで選んだ教科書を該当地域の学校が一律的に選定して使う。

 竹富町の闘争が始まったのは、村が属した八重山教科書採択地区が2012年度から4年間、中学校公民(社会)教科書に極右指向の‘新しい歴史教科書をつくる会’系列の育鵬社教科書を使うことを決めて以来だ。 竹富町はこの教科書が沖縄米軍基地問題や沖縄住民たちの集団自殺問題を大きく取り扱わっていない点を挙げ、この問題を比較的詳細に扱っている東京書籍版教科書を採択して使うことを決めた。

 これに対して日本政府は竹富町の決定が違法だとして、無償で供給される教科書を竹富町には供給せず、去る3月には下村博文 文部科学相が直接是正を要求する超強手を打ちもした。 しかし竹富町はこれに屈せず闘争を継続した。

 問題解決の余地が見えたのは、先月‘教科書無償措置法’改正案が通過されてからだ。 この法には教科書を選択する採択地区の構成単位を、既存の市・郡から市・町・村(基礎自治団体)に細分できる内容が含まれた。 この条項を利用して竹富町は八重山地区から独立すること決定を下し、この日 沖縄県教育委員会がこれを承認した。 自分たちが望む教科書で子供たちを教えるという3年間の戦いで住民たちが勝利したのだ。

 日本政府は結局、住民たちの意に従うほかはなかった。菅義偉 官房長官は21日、記者会見で「(沖縄県教育委員会の)判断を受け入れるほかはない」と話した。

東京/キル・ユンヒョン特派員 charisma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/asiapacific/638384.html 韓国語原文入力:2014/05/21 22:15
訳J.S(1091字)

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