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ケリー-習近平 韓半島問題 議論

登録:2014-02-14 22:53 修正:2014-02-15 11:12
王毅 中国外交部長 "韓半島戦争 許容しない"
グレッグ 帰国、ケネス ペ釈放を促す
ジョン・ケリー米国国務長官(左)が14日、中国北京人民大会堂で習近平 中国国家主席と会い挨拶を交わしている。 北京/APニューシス

 中国を訪問したジョン・ケリー米国国務長官は14日、北京人民大会堂で習近平中国国家主席と会って韓半島情勢と北核問題解決方案、米-中間の新型大国関係建設、および悪化した中-日関係などに関して意見を交わした。<中国新聞社>は "二人が韓半島問題についても意見を交換し、習主席は中国の態度を説明した" と報道した。 ケリー国務長官は北韓問題と関連して中国が北韓に一層の影響力を行使するよう要請したと言う。

 この日ケリー長官と会った王毅 中国外交部長は「我々は半島(韓半島)で乱が起きたり戦争が発生することを絶対に許容しない」と強調した。 <新華社通信>は王部長が「朝鮮半島には(中国の)重大な利益が関わっており、中国の韓半島問題に対する立場は終始一貫している」として、このように話したと報道した。 王部長は「我々はそのように言うだけでなく(実際に)そのようにする」としながら△韓半島非核化△平和安定維持△対話を通した問題解決など既存の立場を強調した。 彼はまた「関係国家が6者会談再開条件を作る行動を取り、朝鮮の核問題を対話軌道に入れなければならない」と話した。

 一方、4日間の北韓訪問日程を終えて帰ってきたドナルド・グレッグ前駐韓米国大使は北韓当局にケネス ペ氏の釈放を促したと明らかにした。 この日午前、中国北京の首都国際空港に到着したグレッグ前大使は記者たちに「ケネス ペ氏の釈放問題で北韓に行ったわけではないし、それが議題でもなかった」としつつも「だが、彼が解放されないだろうという話を聞いて(北韓側に)遺憾を表明し、早く釈放されることを希望するという意見を明らかにした」と話した。 また彼は、北韓が最近ロバート キング米国国務部北韓人権特使の北韓訪問を取り消したことに関しても 「遺憾の意を明らかにした」と話した。

 グレッグ前大使はマクロスキー前下院議員らと共に北韓外務省の招請を受けて、去る10日に北韓を訪問しこの日帰ってきた。 北京/ソン・ヨンチョル特派員 sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/624273.html 韓国語原文入力:2014/02/14 22:27
訳J.S(1087字)

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