登録 : 2013.08.14 22:04 修正 : 2013.08.15 07:22

"22年前、世の中に慰安婦を知らせた日"
被害者の名前が書かれた白い提灯など持って
平和を望む気持ちを込めて街頭行進
右翼団体、追いかけて来て応戦デモ
‘慰安婦は売春婦’横断幕 持ち "朝鮮に帰れ" ヤジ送る

東京で 14日午後、東京新宿通りで日本の市民150人余りが日本政府の慰安婦被害者に対する謝罪と賠償、慰安婦歴史の教科書記述を要求して街頭行進している。 東京/チョン・ナムグ特派員

 14日午後6時、日本東京 新宿の柏木公園。 第1回日本軍‘慰安婦’メモリアル・デー行事のために集まった市民たちの背中には大きな蝶々が一匹ずつとまっていた。 何人かは胸に大きな蝶々の絵をかけていた。

 "韓国の慰安婦被害者ハルモニが若い世代のために使ってほしいとお金を貯めて作った基金‘蝶々’を象徴しています。 慰安婦問題が一日も早く解決されることを願う意です。"

参加者たちは手に手に慰安婦ハルモニの名前を書いた白い提灯を持っていた。 行事実行委員会関係者が立った。

 "今日は22年前に韓国の故キム・ハクスン ハルモニが自身が慰安婦として強制動員された被害者だったことを世の中に知らせた日です。 ハルモニの告白を契機に、アジア各国の被害者が勇気を出して立ち上がり、二度とそんなことがないように戦ってきました。 戦争をなくす、平和を望む彼らの願いを込めて街頭行進を始めましょう。" "私たちが慰安婦問題を取り上げれば日本では韓国、中国に外交的に利用されると言う人がいるが、これは人権の問題です。 世界の人が解決を要求しています。" この日、日本では東京だけでなく名古屋と大阪、京都、北九州、山口など計6ヶ所で慰安婦を賛える日行事が開かれた。 街頭行進に入る前、主催側は弁護士を紹介した。 すでに右翼団体会員たちが公園付近の四つ角に陣を敷いてデモを行っていたためだ。 路上で衝突する危険もあった。 弁護士は「私たちの主張の正当性を示すために、平和的にやりましょう」と注文した。

台北で 14日台湾台北にある日本領事館格である日本交流協会の建物前で人権運動家たちが日本軍‘慰安婦’と歴史問題などに対する妄言をしてきた日本政治家たちの写真で作った仮面をかぶって、ひざまずいてデモを行っている。 台北/ロイターニュース1

 "日本軍‘慰安婦’メモリアル・デーを国連記念日に" と書かれた横断幕を前面に出して街頭行進が始まった。 デモ隊が大通りに出て行くや右翼団体の応戦デモとぶつかった。 彼らは‘慰安婦は売春婦’と書いた横断幕を掲げて拡声器で 「慰安婦メモリアルデーはより多くの賠償を受け取ろうとする手段に過ぎない」とトーンを高めた。

デモ隊は口をそろえて叫んだ。

 "慰安婦問題を解決せよ。 教科書に記載せよ。 日本政府は事実を認めろ。 日本政府は被害者に賠償せよ。 日本政府は被害者に謝罪せよ。 歴史のねつ造を許すない。" 右翼団体会員たちは歩道で群れをなしてデモ隊を追いかけて来て 「朝鮮に帰れ」とヤジを送った。 拡声器から騒音を出し、刺激的な内容のプラカードを掲げ、後ろ指を差した。 ある右翼団体会員は、太極旗を描いた紙を蝿叩きで叩きもした。 デモ参加者たちは臆することはなかった。 主催側のある関係者は、見るに見かねて右翼団体会員たちを叱った。

 "日本政府は今でも1000万円の賠償金を予算に計上している。 歴史を真っすぐに知れ。 抗議するなら日本政府に行ってやれ。"

 一時間ほど街頭行進が続く間、右翼団体会員たちは休むことなくデモ隊を追った。 デモ隊の口からは新しいスローガンが発せられた。

"橋本は妄言を撤回せよ。 憲法改悪反対。 戦争反対。 国防軍を作るな。"

この日のデモに参加した60代の男性は 「慰安婦強制動員問題を未だにきちんと解決できないのは日本の最も恥ずかしい部分だと考え、ひとりでも多く声をあげるために出てきた」として「ところで右翼の動きがますます荒くなっていることが心配」と話した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

韓国語原文入力:2013/08/14 21:50
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/599636.html 訳J.S(1804字)

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"日本市民社会に妄言を断罪する元気な力 依然存在"

インタビュー/渡辺‘全国行動’代表

 日本の女性・平和・人権運動団体ネットワーク‘日本軍『慰安婦』問題解決全国行動’(以下 全国行動)が‘8・14慰安婦記念日を国連記念日にしよう’という目標を掲げて本格的にキャンペーンを始めた。

 渡辺美奈 全国行動共同代表(写真)は14日、東京新宿区の‘女たちの戦争と平和資料館’で<ハンギョレ>記者と会って「日本政府がいくら慰安婦動員の歴史を否定し消そうとしても、世界がそれを記憶する状況を作ろうということだ。 歴史を否定しようとする人々を恥ずかしくさせようということだ」とその趣旨を説明した。 国連記念日指定運動を通じて日本と世界に慰安婦動員の歴史を知らせ、結局日本政府が謝るように環境を作りたいということだ。

 今年、日本では河野談話を否定し新しい談話に変えようとする安倍晋三政府の試み、橋下徹 大阪市長(日本維新の会代表)の‘慰安婦は必要だった’という妄言など、慰安婦問題に関する認識の後退を見せる大きな事件が相次いだ。 渡辺代表は 「(橋下の妄言の翌月である) 6月一ヶ月間‘女たちの戦争と平和資料館’を訪ねた人が649人で、普段の2倍だった。 橋下妄言は日本人が慰安婦問題により関心を持たせる契機としても作用した」と話した。 「日本の市民社会にそのような妄言を断罪する元気な力が依然存在する」と彼女は解釈した。

 渡辺代表は「河野談話を揺さぶろうとする勢力に対抗して、それを守りさえすればよいとは思いません」と力説した。 彼女は「第1次安倍内閣が閣僚会議決定で‘慰安婦の強制連行を裏付ける文書となった証拠は発見されなかった’と明らかにしたが、すでにその時には日本政府は強制動員したという文書証拠を持っていたという事実が最近確認された」として「この閣僚会議決定を取り消させなければならない」と強調した。 彼女は続けて「歴代日本政府が河野談話を継承すると口では言ったが、慰安婦被害者に対する謝罪および賠償、日本人に対する歴史教育には不充分な点があった」と指摘した。

 日本で慰安婦問題解決のために戦うことは容易でない。 右翼は慰安婦関連集会や行事があれば押しかけてきて集会を妨害して騒動を起こしたりする。 <東京新聞>、<北海道新聞>、<琉球新報>等、一部のローカル紙は積極的な関心を見せるが、主流メディアはさほど関心を示さない。 渡辺代表は「旧日本軍慰安婦問題を確実に整理しなければ戦時に女性に対する性暴行が繰り返されかねない。 私たちは力が小さいけれど、決してあきらめないで声を上げ続ける」と語った。 東京/文・写真 チョン・ナムグ特派員

韓国語原文入力:2013/08/14 20:35
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/599619.html 訳J.S(1206字)

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