ウォン・ドル相場は、日中取引(午前9時~午後3時30分)の終値ベースで1500ウォンを超えた。米国に端を発する世界金融危機が起きた2009年3月以来、実に17年ぶりの最高水準だ。
19日、ソウル外国為替市場でウォン・ドルのレートは前取引日に比べ17.9ウォン安の1ドル1501.0ウォンで日中取引を終えた。この日の為替レートは、取引開始と同時に最高値の1505.0ウォンまでウォン安が進み、その後やや戻して取引を終えた。終値と取引中のピーク値はどちらも2009年3月10日(1511.5ウォン)以来のウォン安だった。
ブレント原油先物価格が1バレル110ドルを超える中、米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に政策金利を据え置き、タカ派的(引き締め志向)の政策シグナルを示したことがドルの価値を押し上げ、ウォン・ドル為替レートの上昇をもたらした。主要6カ国通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは100を超えて上昇し、この日の午後5時頃には100.16の水準を示している。ウリ銀行のエコノミストであるパク・ヒョンジュン氏は「ウォン・ドル相場でさらにウォン安が続く要因が大きいが、政府の介入に対する警戒感がこれを抑制している。当分の間、1500ウォン前後で攻防が続くと思われる」と述べた。
東京の外国為替市場でも日本円の価値が下落し、この日の午後3時30分には1ドル159.7円となり、160円に迫った。
前日の指数急騰により、証券市場で「買いサイドカー」が発動されていた株式市場は、弱気に転じた。KOSPI(韓国総合株価指数)は2.73%(161.81)下落の5763.22で取引を終え、コスダック指数は1.79%(20.90)下落の1143.48で取引を終えた。