本文に移動
全体  > 経済

現代自会長も60兆ウォンの潜水艦受注戦を支援…カナダは「現代自動車工場」を望む

登録:2026-01-26 20:28 修正:2026-01-27 06:54
現代自動車グループのチョン・ウィソン会長が6日(現地時間)、米ラスベガスでCES2026を訪問した様子=イ・ジェホ記者//ハンギョレ新聞社

 事業費が最大数十兆ウォン(数兆円)と予想されるカナダの潜水艦導入事業の受注のために、カン・フンシク大統領秘書室長やチョン・ウィソン現代自動車グループ会長など、政府と財界の高位層が大統領特使団としてカナダを訪問した。

 カン室長は26日、戦略経済協力特使の資格でキム・ジョングァン産業通商部長官などと共に仁川空港を通じて出国し「大規模な防衛産業事業は武器の性能や個別企業の力量だけで挑戦するには限界がある」として、カナダ政府の最高位級に会い産業・安保協力に対する韓国政府の意志を伝達すると明らかにした。

 同事業は3000トン級潜水艦12隻を導入する大規模事業だ。最大20兆ウォン(約2.1兆円)に達する潜水艦価格に30年間の維持・補修・整備(MRO)事業を含めれば、事業規模は最大60兆ウォン(約6.3兆円)に達するとみられる。政府は「単一案件としては最大の防衛産業の輸出事例になりうる」とし、「受注に成功すれば2万件以上の雇用が創出されると期待している」と明らかにした。

 今年3月に提案書を受け付け、上半期中に優先交渉対象者の選定が予定されているこの事業には、ハンファオーシャンとHD現代重工業が共同で受注を推進し、ドイツのティッセンクルップ・マリン・システムズとともに最終候補に上がった。潜水艦自体の競争力は同等という評価が出ている中、カナダ政府の折衷交易の要求が重要な変数として登場した。折衷交易とは、武器購入の反対給付として技術移転や自国製の部品の使用などを組み込むことで、カナダ政府は潜水艦の維持・補修施設の設置のほか、ドイツのフォルクスワーゲンや韓国の現代自動車の生産施設への投資を望んでいるという。

 これと関連して、特使団にはハンファグループのキム・ドングァン副会長、HD現代重工業のチュ・ウォンホ艦艇・中型船事業部社長と共にチョン・ウィソン会長が参加したことが目を引く。現代自動車はカナダ現地に完成車の生産施設の設置は難しいと見て、水素分野での協力を検討しているという。大韓航空など他の企業の協力も議論されている。カン室長は「カナダ政府は潜水艦自体の性能、価格の他にも、雇用創出などの産業協力が重要な基準になると明らかにした」として「産業協力の象徴になりうる会議テーブルを準備し、カナダと韓国がウィンウィンとなる産業協力を作っていくことに集中しようと思う」と話した。

 ハンファオーシャンはこれに先立って、8兆ウォン規模のポーランドの潜水艦事業受注戦にも飛び込み、カン室長が特使としてポーランドを訪問したりもしたが、昨年末スウェーデンの企業に敗れた。

コ・ギョンジュ記者、イ・ボニョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1241664.html韓国語原文入力:2026-01-26 19:35
訳J.S

関連記事