現代自動車グループが米国市場で先月、電気自動車など親環境車の販売台数が歴代月間最多を記録したと明らかにした。
現代自動車グループは3日、今年4月の米国市場での自動車販売台数が14万4874台と集計されたと明らかにした。昨年同期に比べ販売量が15.2%増えた。現代自動車は高級ブランドのジェネシスを含め7万6669台を販売し、起亜自動車は6万8205台を販売した。昨年同期に比べ販売量がそれぞれ14.9%、15.5%増えた。販売量の増加傾向は昨年下半期から続いている。現代自動車と起亜自動車はいずれも昨年8月から9カ月連続で前年同期に比べ販売が増加した。
特に現代自動車グループは、現代自動車と起亜自動車の双方が今年4月の親環境車の販売台数が月間ベースで過去最多を記録したと明らかにした。現代自動車1万2904台、起亜自動車1万1798台を合わせて計2万4702台のエコカーを販売した。昨年同期に比べ販売台数が74%増加したもので、親環境車の販売比率(17.1%)が史上初めて17%を超えた。
現代自動車グループは「起亜自動車の親環境車販売台数が1万台を突破したのは今回が初めて」とし、「電気自動車(販売)の増加傾向が鈍化しているにもかかわらず、ハイブリッド自動車(プラグイン・ハイブリッドを含む)を中心に販売が拡大した」と説明した。サンタフェ ハイブリッド(2067台)、スポーテージ ハイブリッド(5140台)、ソレント ハイブリッド(2418台)がそれぞれ月間基準で歴代最多を記録した。
現代自動車グループは先月、販売実績が公開された完成車グループの中で、ホンダ(24.5%)に次いで2番目に高い販売増加率を記録したと説明した。先月実績が公開された完成車グループ5社の販売台数は平均10.6%増加したが、スバル(11.5%)、マツダ(7.5%)、トヨタ(0.7%)もそろって増加傾向を見せている。