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韓国とオーストラリア、通貨スワップ協定を5年延長…約1兆円規模

登録:2023-02-07 02:39 修正:2023-02-07 08:15
/聯合ニュース

 韓国とオーストラリアは、9兆ウォン規模の通貨スワップ協定を2028年まで5年延長することを決めた。

 企画財政部と韓国銀行は6日、豪ドル-ウォンの通貨スワップ協定の期間を2028年2月5日まで、さらに5年延長すると発表した。通貨スワップ協定とは、中央銀行同士が一定期間、自国通貨を貸し合う契約を指す。スワップ(交換)規模は120億オーストラリア・ドル、ウォンは9兆6000億ウォン(約1兆100億円)だ。120億オーストラリア・ドルは現在の為替レートで米ドルに換算すると約81億ドル。

 通貨当局の関係者は「両国間の貿易の促進と金融の安定性の向上のために満期を5年延長することで合意した」と語った。韓国とオーストラリアは2014年に通貨スワップ協定を初めて締結し、2017年と2020年にも満期を延長している。

 韓国は現在、オーストラリアを含めマレーシア、スイス、アラブ首長国連邦(UAE)、インドネシア、中国、カナダ、トルコ、ASEAN+3(東南アジア諸国連合10カ国および韓中日)の9つの通貨スワップ協定を維持している。通貨当局は今月と来月に満期を迎えるマレーシア、インドネシアとも協定延長を推進する方針だ。

パク・チョンオ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1078472.html韓国語原文入力:2023-02-06 14:18
訳D.K

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