韓国銀行が13日、アラブ首長国連邦(UAE)の中央銀行と6兆1千億ウォン(200億ディルハム・約54億ドル)規模の通貨スワップ契約を5年延長したと明らかにした。
通貨スワップは、外国為替危機など非常時に相手国に自国通貨を委託し、相手国の通貨やドルを受け取れるようにする契約。今回の契約の満期は2027年4月12日までで、両者間の合意により延長もできる。
韓国とアラブ首長国連邦は、相互の交易を促進し金融協力を強化するために2013年10月に3年満期で最初の通貨スワップ契約を締結し、2019年4月には同じ内容の契約を再締結した。
韓銀は「両国は通貨スワップが相互協力の強化に寄与してきたとの認識を共有した」として「安定的に維持するために契約期間を3年から5年に延ばした」と話した。