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下落続く韓国KOSPI…底打ちはまだ遠い?

登録:2022-01-26 10:22 修正:2022-01-26 11:54
2800台割り込み後、2700台も「不安」 
2月まで下落傾向が続くという見通しも
KOSPIが2%以上下がった今月25日午後、ソウル中区のハナ銀行本店のディーリングルームで職員が電光掲示板を見ている/聯合ニュース

 米国発の金融引き締めの恐怖によって、韓国総合株価指数(KOSPI)の下落が止まらずにいる。2900、2800台を相次いで割り込んだ後、2700台まで脅かされている。世界中の金融市場が米連邦準備制度(Fed)の金融引き締めに対する懸念で揺らいでいるが、韓国の株式市場の衝撃はとりわけ大きい。底打ちはまだ遠いという暗い見通しも出ている。

 25日、KOSPIは前営業日より2.56%(71.61)急落した2720.39で取引を終えた。終値基準では昨年12月8日(2700.93)以来の最安値だ。日間の下げ幅は昨年2月26日(2.80%)以来11カ月ぶりの最大水準だ。前日2800台を割り込んだKOSPIは、午後に一時2703.99まで下落し、2700台をも脅かした。KOSPIは今月初頭から2900台、2800台を相次いで割り込み、今年初取引日に比べ9%も下落した。コスダック(KOSDAQ)も前営業日より2.84%(25.96)下落した889.44で取引を終えた。終値基準では2020年11月30日(886.11)以来最も低い水準だ。

 コ・スンボム金融委員長は同日、銀行連合会で開かれた金融発展審議会の全体会議後、取材陣に対し「金融委が作ったシステムに基づいて判断すると、(株式市場のモニタリング段階が)昨日(24日)付で注意段階に入ったとみられる」とし「今後、モニタリングをもっと強化する考えだ」と明らかにした。

 株価急落の最大の原因は、Fedの緊縮に対する懸念だ。Fedは今月25~26日(現地時間)に連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会議を開催するが、最初の政策金利引き上げと量的緊縮の開始時期について言及されるとみられる。同会議を控え、ニューヨーク証券市場も非常に不安定な様子だ。24日(現地時間)、ニューヨーク証券市場では3大指数が軒並み急落した後、土壇場で持ち直し、上昇して取引を終えるという混乱した状況が繰り広げられた。特にナスダック指数は、取引中に5%近く暴落し、0.63%上昇して取引を終えた。このようなジェットコースターのような市場の勢いは2008年の金融危機以来初めてのことだ。

 緊縮リスクに加え、世界の金融市場はロシアとウクライナの対立による戦争危機感にも揺らいでいる。昨夜、ニューヨーク証券市場が結局持ち直しに成功したことを考慮すれば、韓国の株式市場ははるかに脆弱な様子を示している。有価証券市場で外国人投資家と機関は同日それぞれ4713億ウォン(約448億円)、1713億ウォン(約163億円)を売り渡し、指数を下げた。

 問題は、韓国国内の株式市場が今後さらに下落する可能性があるという点だ。もしFedの1月の定例会議後、不確実性の解消で世界中の金融市場が多少安定を取り戻したとしても、傾向の反転まではさらに時間がかかる見通しだ。KB証券のハ・インファン研究員は「Fedの1月の会議と新規公開株(IPO)による需給問題は1月末~2月初頭に解消されるであろうし、ロシアとウクライナの対立も近いうちにピークに達する可能性が高い」とし、「株式市場の傾向を回復させるにはインフレの懸念の解消が必要であるため、3月以降になれば有意味な上昇傾向が出る可能性がある」との見通しを示した

チョン・スルギ記者sgjun@hani.co.kr(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/finance/1028760.html韓国語原文入力:2022-01-26 02:35
訳C.M

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