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ファーウェイ、スマートフォン市場シェアで2位に転落…サムスンが再び1位に

登録:2020-11-01 23:27 修正:2020-11-02 08:29
米国の制裁の影響で第3四半期にサムスンが1位を奪還
市場調査機関カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが発表した2020年第3四半期の世界スマートフォン市場の推移=カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ提供//ハンギョレ新聞社

 中国の華為技術(ファーウェイ)に対する米国の制裁が強化されたことを受け、ファーウェイの世界スマートフォン市場シェアが2位に転落した。

 1日、市場調査機関カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ(以下、カウンターポイント社)によると、第3四半期(7~9月)のファーウェイのスマートフォン出荷量(5090万台)は1年前に比べ24%減少し、シェアも第2四半期の20%から14%に下落した。一方、サムスン電子は第3四半期に7980万台を出荷し、市場シェア22%を記録し、第2四半期にファーウェイに明け渡した世界スマートフォン市場のトップの座を3カ月ぶりに奪還した。世界のスマートフォン市場は、第3四半期は前期より平均32%成長したが、サムスン電子は同期間中、47%の成長を遂げた。

 ファーウェイの第3四半期の市場シェアは依然として2位だが、見通しは明るくない。ファーウェイは中国市場で数年間にわたり「愛国消費」を追い風に急成長したが、今年に入ってからは中国内需市場でも販売量が減っているからだ。市場調査機関のカナリスの資料によると、第3四半期の中国市場でのスマートフォン出荷量(3240万台)は前年同期に比べて18%減少した。中国市場でスマートフォンの出荷量が前年より減少したのは、2014年以降初めて。

 9月15日に行われた米国の制裁強化で、主要部品の調達に打撃を受けたファーウェイは、生産に支障を来たしているため、在庫物量に依存するしかない状況だ。さらに、スマートフォンではグーグルの最新運営体制やアプリを実行できないことも、市場で苦戦を強いられる原因となっている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は10月31日付で、市場専門家らを引用し、「ファーウェイが意図的に製品供給を遅らせていることを確認した」とし、「ファーウェイが市場で長く持ちこたえることができれば、市場とサプライチェーンに信頼を与えることができるだろう」と報じた。ファーウェイは意図的に出荷量を遅らせているという報道を否定したが、ファーウェイの郭平副会長は今年9月、「生存が目標」だと述べた。

 中国のスマートフォン市場では小米科技(シャオミ)とリアルミーがファーウェイの後退を埋めている。カウンターポイント社によると、シャオミは第3四半期の売り上げは前期同期に比べて75%増えており、世界シェアは13%を記録した。2018年に設立されたリアルミーも同期間132%という驚異的な成長率を見せ、一気に世界トップ7のメーカーに名を連ねた。

ク・ボングォン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/968104.html韓国語原文入力:2020-11-01 19:19
訳H.J

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