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新型コロナ再拡散で8月のオンライン・ショッピング史上初の14兆ウォン突破

登録:2020-10-06 02:45 修正:2020-10-06 10:01
フードデリバリー83%増 
自動車などの購入も92%増
オンライン流通業界は、新型コロナで苦境に立たされる小商工人と中小企業への支援に乗り出している。流通業界によると、クーパンのフードデリバリー・プラットフォーム「クーパンイーツ」は最近、ソウル市と提携し、伝統市場内の飲食店を対象として、配達サービスを開始した。現在、鐘路の広蔵市場と江南の開浦市場、麻浦の望遠洞ワールドカップ市場など13区22市場で同サービスが利用できる。写真は4日午後、広蔵市場で「クーパンイーツ」アプリを利用する様子/聯合ニュース

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が再拡散した8月のオンライン・ショッピングの取引額が急増し、14兆ウォン(約1兆2700億円)を超えた。

 5日に統計庁が発表した「8月のオンライン・ショッピングの動向」によると、8月のオンライン・ショッピングの取引額は14兆3833億ウォン(約1兆3100億円)で、前年同月に比べ27.5%増加した。7月の取引額12兆9819億ウォン(約1兆1800億円)に比べても1兆ウォン以上の増加。オンライン・ショッピングの月別取引額が14兆ウォンを超えたのは初めて。統計庁は「8月中旬からCOVID-19が再拡散し、家庭内での活動が増加した影響」と説明した。

 フードデリバリーなどの飲食サービスが前年同月比で83%増加し、簡易調理食、食材、健康補助食品などの購買が増えたため、食料品も44.4%増加した。生活必需品、生活雑貨のような生活用品も59.3%増えた。8月の長梅雨の影響で除湿機、乾燥機、エアコンなどの需要が増えたため、家電・電子・通信機器も48.8%増加した。

 電気自動車のテスラのオンライン販売量が増えたため、自動車および自動車用品の取引額も前年同月比で92%増加した。

 一方、外部活動の自粛により、映画観覧などの文化およびレジャーサービスは、前年同月比で56.7%の減少。旅行および交通サービスも51.4%減少した。

 8月の小売販売額のうち、オンライン・ショッピングの取引額の割合は28.6%で、6月の25.7%、7月の26.6%から増加が続いている。

 モバイル・ショッピングの取引額は9兆3265億ウォン(約8490億円)で、前年同月比で27.8%の増加。オンライン・ショッピングにモバイル・ショッピングが占める割合は64.8%で、前年同月(64.7%)とほぼ同水準だ。

イ・ギョンミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/964422.html韓国語原文入力:2020-10-05 11:59
訳D.K

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