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新型コロナの影響による自動車部品業界のリストラ秒読みに

登録:2020-06-09 06:24 修正:2020-06-09 09:03
輸出の道が閉ざされた完成車工場の休業で 
今月を境に危機が本格化するという見通しも
ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)事態で苦境に立たされている自動車部品業界から、相次いでリストラのニュースが聞こえている。今月を境に、自動車部品産業の危機が本格化するだろうという予測も後を絶たない。

 8日、ハンギョレの取材の結果、自動車用照明部品メーカーの錦湖HTは先月から事務職社員のうち早期退職希望者を募集している。今月初めまで21人が申請した。同社は、全体雇用者(3月末基準で531人)のうち約6%を削減する計画だという。現代・起亜自動車の2次協力会社である錦湖HTは、自動車用白熱電球とLEDモジュールを納品しており、韓国の自動車用白熱電球市場で約94%のシェアを持っている。会社側はCOVID-19事態以後、経営が悪化し、人員削減が避けられないと説明したという。

 双龍自動車や韓国GM、ルノーサムスン自動車にエアコン部品を納入する1次協力会社の大韓カルソニックも最近、希望退職の実施計画を発表した。同社の関係者は「双龍自動車などの状況が数年前から悪化したうえ、COVID-19以後、物量がさらに減ったため下した決定」だとし、「削減幅はまだ決まっていない」と述べた。プラスチック内装材メーカーのアソンプラテックや自動車用炭素ブラシを作るAVOカーボンコリアなども早期退職希望者の募集を始めた。ヒョリム産業もリストラを検討している。

 輸出の道が閉ざされた完成車工場が今月もかなりの期間を休業する予定であるだけに、今後、状況が悪化する可能性もある。現代自動車蔚山(ウルサン)第1工場は5日と8日、蔚山第4工場のポーター生産ラインは1~5日に稼動を中止した。起亜自動車光州(クァンジュ)第2工場と光州第3工場のボンゴトラック生産ラインと所下里(ソハリ)第1・2工場はいずれも4日以上休業した。現代自動車蔚山第3工場は11~12日にも休業に入る。現代・起亜自動車工場の今月後半の休業日程はまだ検討中だ。韓国GM富平(ブピョン)第1工場も先月から1週間に2~3日は生産ラインの稼働を中止している。

 産業研究院のイ・ハング先任研究委員は「自動車産業は衝撃の影響が約半年後に現れる場合が多い」とし、「今年初めから危機が始まっており、今月を機にリストラに入る部品メーカーが多くなるだろう」と見通した。

イ・ジェヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/948464.html韓国語原文入力:2020-06-09 02:32
訳H.J

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