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9月の輸出額、551億3千万ドルで史上最高を記録

登録:2017-10-02 03:36 修正:2017-10-02 17:30
半導体、鉄鋼の月輸出額最大…68カ月連続の貿易黒字 
「操業日数増加し、大型連休に備え
前持って通関したことも影響」 
対中国輸出は11カ月連続の増加傾向 
対米貿易の黒字は前年比4%減少 
月別輸出実績(資料:産業通商資源部、※増減率は前年同期比)//ハンギョレ新聞社

 先月、半導体・鉄鋼輸出が歴代最高値を更新し、韓国の輸出額が“史上最高”を記録した。昨年まで2年連続で減少し、衝撃を与えた輸出が、今年に入ってから回復へと転じており、増加傾向もますます堅固になっている。

 産業通商資源部は1日、今年9月の輸出額が551億3千万ドル(通関基準)と暫定集計されたと発表した。1956年に輸出統計を取り始めて以来、61年ぶりに史上最高の月間輸出記録(金額ベース)である。以前の月間史上最高輸出額は2014年10月の516億3千万ドルだった。9月の輸出は前年同期に比べて35%も増え、11カ月連続で増加傾向を維持した。今年に入って1~9月まで累積輸出額(4302億ドル)は前年同期比18.5%も増加した。

 月間輸出は2015年1月から昨年10月まで連続で減少し、「58年ぶりに輸出2年連続減少」の警告灯が点灯した時に比べると、今年に入って増加傾向が明らかになってきた。昨年10月以来11カ月連続で増加しており、二桁台の増加も9カ月間も続いている。今年に入って9月まで輸出(4302億ドル)と輸入(3547億ドル)を合わせた貿易額は7849億ドルで、2014年(1兆981億ドル)以来3年ぶりに「貿易額1兆ドルへの再進入」を目前に控えている。

 産業部は「9月の操業日数が昨年に比べて2.5日増加しており、各企業が秋夕(中秋節)の大型連休に備えて通関を前もって行ったことも、輸出増加に影響を及ぼした」と分析した。操業日数の増加による効果を除いた1日平均輸出金額も23億5千万ドルで、20.6%増加した。統計作成以来、史上最大の1日平均の輸出実績だ。9月の輸出増加率(35%)は昨年9月の輸出減少率(-6%)を著しく上回り、「ベース効果」(base effect)をはるかに越える反騰を示している。輸出製品の単価と物量は共に増加した。輸出単価は前年同月比15%増加し、10カ月連続で増加した。半導体や鉄鋼、石油化学、石油製品を中心に単価が上昇した。輸出物量も2カ月連続で増加(17.4%)した。家電と船舶では物量が減少したが、一般機械や自動車、繊維などで大幅に増加した。

 13大主力輸出品目のうち、鉄鋼や半導体、石油化学など10品目が二桁以上の増加率を記録するなど、品目別に均等な増加傾向を示した。9月の半導体輸出額は96億9千万ドルで、2カ月連続で最高記録を更新した。半導体を除いても、9月の輸出増加率は29.3%に達する。鉄鋼輸出額(9月:46億7千万ドル)も史上最高を記録した。鉄鋼材の単価が上昇したうえ、ノルウェーに輸出した海洋プラント用の鉄鋼が19億ドル分に達したことによるものだ。

 地域別に見ると、ASEAN(91億1千万ドル)とベトナム(47億4千万ドル)への輸出が史上最大を記録し、インドへの輸出(22.3%増)も9カ月連続で二桁の増加率を示した。 対中国輸出も前年同月に比べ23.4%増加し、11カ月連続で増加した。米国との交易で9月の対米貿易収支の黒字は前年同期に比べ8億4千万ドル増加した。しかし、今年1~9月の対米黒字(136億1千万ドル)は、昨年同期間に比べて23.9%も減少した。

 産業部は「グローバル保護貿易主義の強化や米中央銀行の保有資産の縮小に伴うグローバル流動性の減少、量的緩和に乗り出した主要国の通貨政策の正常化による為替相場の変動性拡大などが下押し要因となり、10月からは輸出増加率が鈍化する可能性がある」と見通した。輸出入をすべて反映した9月の貿易収支は137億5千万ドルで、68カ月連続の黒字を記録した。

チョ・ゲワン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/813289.html 韓国語原文入力:2017-10-01 20:13
訳H.J(1845字)

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