登録 : 2017.02.03 23:08 修正 : 2017.02.04 08:09

1987年市場開放、10台販売 
昨年22万5279台が新規登録 
「富裕層の専有物」認識希薄化 
「韓国メーカーにも刺激剤の役割」

韓国における外国産乗用車の新規登録台数推移 資料:韓国輸入自動車協会//ハンギョレ新聞社
 わずか30年で年間新規登録台数が10台から22万5279台に増加した。輸入車の話だ。輸入車の歴史は韓国経済の成長と開放化を映す鏡だ。かつて外車に乗って正月に帰省する姿は、代表的な“成功”のイメージだったが、今や“輸入車=富裕層専有物”という認識は相当に薄くなった。

 輸入車の歴史には韓国経済の成長と市場開放の歴史が反映されている。1987年が輸入車市場元年に当たる。その年の7月、政府は排気量2000cc以上の輸入車の輸入と販売を自由化した。これに伴い、漢城(ハンソン)自動車が初めて輸入したベンツ10台が輸入車の公式統計の始まりだ。その時の輸入車は、大衆の非難と嫉妬を受ける対象だった。

 もちろん以前にも路上に輸入車は走っていた。1984年の報道によれば、その年の輸入車は2900台あまりとされている。ただし当時の輸入車は法令上は通関禁止品目なので、正式に輸入された製品ではなかった。外交官や在韓米軍など韓国に居住する外国人が購入し、内国人に転売した物量がほとんどだった。当時政府には、対米貿易が黒字の状況で米国車を買えば通商圧力が緩和されるだろうとの期待もあった。

 1988年には排気量を制限することなく全車種の輸入規制が解除された。販売は1988年263台、89年1293台、90年2325台に増加した。このうちの半分は韓国メーカーが発注者のブランドによる生産方式(OEM)で国内で完成品にしたものだ。

 1990年代に入り市場開放が一層スピードを上げた。米国は日本との通商摩擦を体験する過程で、韓国に対しても自動車市場の開放拡大を要求した。結局、輸入車特別消費税、登録税、関税引き下げ措置がとられた。当時、税金引き下げ以後米国フォード社の(マーキュリー)セーブルの価格は226万ウォン(約22万円)だった。1994年3865台、95年6921台、96年には1万315台が販売された。1995年にはBMWを始め外国の自動車メーカーが韓国法人を設立するなど直接進出を開始した。しかし、救済金融事態の直撃弾を受けた輸入車市場は1997年8136台、98年2075台へと販売が減少に転じた。

 輸入車市場は2001年から回復傾向に入った。2002年に内需市場の1%を占め、2011年に年間登録台数が初めて10万台を突破した。翌年には市場占有率が10%を超えた。

 韓国輸入自動車協会は、一時は誇示消費と見なされた輸入車が自動車文化を広め引き上げる順機能を果したと説明する。輸入自動車協会は「輸入車は性能はもちろん安全性と便宜装備などで高い水準を見せ、韓国メーカーの技術開発の刺激剤になった」と明らかにした。

コ・ナム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-02-03 16:23
http://www.hani.co.kr/arti/economy/car/781202.html 訳J.S(1359字)

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