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韓国のマンション平均価格1坪当たり約100万円に

登録:2016-06-10 08:42 修正:2016-06-10 12:36
ソウル開浦洞が4330万ウォンで最高 
新都市建設で京畿道も平均1006万ウォンに 
済州道は777万ウォン、上昇率29%で1位
ソウル江南の不動産仲介業者が示した価格情報//ハンギョレ新聞社

 全国のマンションの平均販売価格が初めて1坪(3.3平方メートル)当たり1000万ウォン(約92万円)を超えた。昨年からソウルをはじめ首都圏と済州島(チェジュド)などで続いた住宅価格の上昇傾向が影響したと考えられる。

 9日、不動産情報会社「不動産114」の調査によると、1坪当たりの全国のマンションの今月の平均売買価格は1005万ウォンで、昨年6月(955万ウォン)より5.2%上昇した。1000万ウォンを初めて突破したのは4月(1001万ウォン)だった。

 ソウルは昨年6月の1710万ウォンから今月1787万ウォンに4.5%上昇した。光敎(クァンギョ)、慰礼(ウィレ)、東灘(トンタン)2の新都市建設が進む京畿道地域のマンション価格も、昨年の1坪当たり955万ウォンから今年1006万ウォンに上がり、平均1000万ウォンを突破した。地方は第2済州空港の建設が確定した済州地域のマンション価格が、1年間で1坪当たり600万ウォンから777万ウォンと29.4%上昇し、全国で最高の上昇率を記録した。

 釜山(プサン)のマンション価格も1坪当たり790万ウォンから851万ウォンに7.7%上昇した。マンション価格が下落している大邱(テグ)と蔚山(ウルサン)も、1年前の相場に比べ、それぞれ5.8%(836万→885万ウォン)と6.2%(776万→824万ウォン)上がったものと調査された。

 ソウル江南区が1坪当たり3292万ウォン(約300万円)で、全国の市郡区のなかで最高値を記録した。洞別では再建築事業が盛んな江南区開浦(ケポ)洞が、昨年6月の1坪当たり3703万ウォンから今月4330万ウォンと17%近く上昇し、全国でマンション価格が最も高い町になった。ソウル瑞草(ソチョ)区盤浦(バンポ)洞は、1年前の1坪当たり3830万ウォンから今年は4029万ウォンと5.2%上昇し、その後に続いた。昨年、1坪当たり3847万ウォンで全国最高の座を守った江南区狎鷗亭(アックジョン)洞は2.6%値上がって3位(1坪当たり3946万ウォン)だった。

チェ・ジョンフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-06-09 21:17

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/747618.html 訳Y.B

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